祝! 安井健太郎のラグナロク復活!!

 本人の公式Twitterアカウントが存在するのにググると関連に死亡って出てくるの泣けてくるな……。いや、他人の告知ばかりしているので俺もフォローしてないんだが。
 
 いやあ、ついにヤスケンのラグナロクが帰ってきましたね。まさかかつて角川スニーカー文庫の代表作の一つがなろう小説として復活するとは思わなかった。復活するとしても、講談社ラノベ文庫かどこかから紙で出版だと思ってたんですが、なろう小説……アークⅨは売れなかったんですかね。売れなったんでしょうね。
 
 本人の公式Twitterをまともに見ていないのであれなんですが、リブートということで、だいぶ変わっていますね。さすがに記憶があやふやなので、ラグナロク1巻を再読したんですけど、雰囲気はそのままで設定含めほとんどが原型を留めてないです。ただ、原作の匂いは完ぺきにラグナロクなので面白いですわ。
 
 いやまあ、でも、仕方ないんですよ。初期のヤスケンってプロットとか作成せずに書いてたらしくて、もともと序盤と後半の設定の齟齬とか結構ある作品だったんですよ。アークⅨでもはや設定がスパイダーマンとアメイジング・スパイダーマンとスパイダーマンホームカミングぐらい違うかもしれん。もう何食わぬ顔して1巻を再販して出せるようなレベルではないんですよ。たぶんヤスケンも初期設定とか覚えてないし。
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8月に読んだ本

 つ、疲れた……。

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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

イタノ・カルヴィーノ 『不在の騎士』 読了

 本屋巡りの旅をしてみようかと思い立ち、とりあえず栄のジュンク堂に入ってみて見つけた本。これはタイトルと表紙からしてこれは絶対面白いぞ!!と勢いで購入した。良い買い物だった。
 
 タイトルにある不在の騎士とはアジルールフォのことである。この騎士アジルールフォは甲冑の中身がなく、肉体の力に寄らず、ただ意思の力のみで動く不在の騎士なのである。性格は結構神経質で細かいことにうるさく、任された仕事はきっちりこなしてくれる。本書は全体的に大らかで適当でこっけいな登場人物が多い中で、一人神経質に何もかもを覚えており、いちいち口出しをするのだから他の騎士達からは結構嫌われている。
 そんなアジルールフォの冒険譚とかそういう物語かと思ったのだが、本書はそれがメインではない。そもそも300ページもない本でありながら100ページも経とうがあらすじにある冒険譚が一向に始まる気配がないのである。もちろん、冒険譚自体は存在するがなんと後半になってからである。
 本書はたぶんユーモアファンタジーというものなのだろう。キャラクターはこっけいでよく言えば大らかな悪く言えば適当すぎる人物が多い。それを神経質なアジルールフォは指摘していく。そういった対比が良く見られる。一番は自身が何者なのかすぐに忘れてしまうグルドゥルーだろう。この男は鳥の群れに会えば自分が鳥だと思い込んで鳥の真似をする。死者のための墓を掘り、死体を埋めるのに、役割分担だと言って墓穴を掘ったところで自分が穴に入り死者に埋めることを要求する。この肉体はあるが自分自身がない男が肉体はないが自分自身を強固に持つアジルールフォの従者となるのである。
 
 まあ、ユーモアに溢れた作品なので物語のテーマとかまったく意識をせずに読んでいたら、後半に入り、これどうやって終わるの。シリーズって聞いたけど、終わらないのか?と不安になったところで、語り部による超絶強引な力技によって物語は巻きが入り、テーマの回収も含めて一気に終わる。このイタロ・カルヴィーノの強引なテクニックは悲鳴を上げながらも、実に感心した。
 
 最近になってイタロ・カルヴィーノ復刊の波が来ているのか、今年に入ってこの本も含めて二冊も復刊されているので、まだ絶版じゃない本も含めて買えるものは全作読んでみたいと思った。

日記

 何か鬱屈した重いが爆発して、具体的に言うと早朝勤務の翌日に早朝勤務だと思われて親に起こされて二度寝したら前日の早朝勤務の疲れから寝坊してしまった怒りを勢いで、ブログのネタとかを書いていた(仕事は暇でやることない)。
 
 一部で流行のシミルボンを始めてみようかなとかいろいろと考えてシミルボンを読んでいたのだが、シミルボンを読んでいて感じたのは、やはり、なんだかんだで俺の観測範囲は狭いという事実だった。面白い本との出会いには書店に行くのが楽だが、書店にない本とは出会えない。そして、世の中には書店にない本のほうが圧倒的に多いのである。昔は様々なブログが存在したのだが、最近はめっきり更新がなくなっていき悲しい思いをしていたが、シミルボンなどを読んで、おれの視野が狭いだけだなと感じた。
 
 読書家のフォロワーを増やすなりして、もっと本との出会う機会を大事にしないといけないなあ。

空上タツタ 『路地裏バトルプリンセス』 読了

 異能とかもなく、路地裏で戦う。遭遇戦と事前に取り決めた相手と戦うランキング戦ありというエアマスターの深道ランキングとか参考にしてそうですねという感じ。エアマスターが分からない人は読もう。

 路地裏で戦う血闘者は姿を隠すため仮装して戦うという特性からか、女装コスプレ趣味の主人公は過去にまったくしたくない遭遇戦をひたすら挑まれてそのことごとくを返り討ちにしたという伝説を持つ被害者にして王者であった。

 自身の趣味のコスプレのため、廃墟で撮影のために活動(主に他のヒロインといちゃいちゃ)していたら勘違いしたヒロインに挑まれて反射的に倒してしまい、その後に師匠になってほしいと頼まれるという割と最近の師匠モノの王道な感じで始まります。

 本書でちょっと感心したのがこの路地裏での戦い。社会的には当然NGなんですけど、主人公の価値観でもNGなんですよね。過去も物語開始当初も主人公は基本的に合意なく襲ってくる血闘者を返り討ちにしている。そもそも主人公は武術を護身術として学んでいたので、他人に暴力をふるうのはアウトという価値観の持ち主。たまたまランキング戦を目撃して、その場の熱に浮かされたことで価値観が変わっても、社会的には受け入れられず、暴力はいけないし、戦うなら正しい場所で戦うべきという正しい価値観との摩擦が起きる。
 もちろん、バトル物なので、バトルが熱くて面白いんだけど、修行しているシーンのほうが長いので、次巻ではもっとバトルが増えることを期待しています。
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↓長いので記事にしました。
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