月刊オススメの本2017年2月号まとめ

機甲狩竜のファンタジア2
 なぜか一巻の感想がブログにないことに気付きました。あれ、おかしいな。書いた記憶があるんだけどな……。まあ、いいや、剣と魔法のファンタジーに戦車という近代兵器をぶち込んで、そもそも戦車ってなんだ誰も知らないぞ……というところで試行錯誤から始まるのが楽しい一巻でしたが、二巻では効果的な運用方法でダンジョン攻略に挑むことになります。
 ネタバレすると今回は複数パーティのレイドダンジョンの攻略のため、食料などを多数搭載して輸送任務。当然、戦闘もあるよ。剣と魔法の世界において戦車による輸送はチートすぎますね……。

永遠の薔薇/鉄の貨幣
 数年前うつの影響でめっきり思考能力や記憶能力が低下して以来、俺は理解しなければいけないということに拘泥しすぎていて、理解できないものを読まなくなっていたんだけど、理解しなくても楽しいものは楽しいんだよ。
 詩集って理解できないんだけど、ボルヘスの詩集は読んでいて肌に合うので、全部読むつもりです。

ラストゲーム 11
 ついに完結! 忙しくてドラマCD付き特装版が買えなかった事とか、完結してしまうのが悲しくて悲しくて読んでませんでした。ついに告白! 結婚! やったね柳くん!! ほんと、長かった。柳くんが墓穴掘りまくってるせいとかあって、面倒なことになってましたね。途中でだらだらとすることなく、11巻で短めに綺麗にまとまって良かった。少女漫画を読むようになったばかりの頃に手を出したシリーズだけあって感無量ですね。
 今からでも遅くないからアニメ化しませんかね。

英国マザーグース物語―婚約は事件の幕開け!
 婚約者と正式な婚約発表まで会いたくない! 正式発表までの間は自分のやりたい新聞記者の仕事をする! と男装して新聞記者見習いとして働き始めるセシル。
 その事を馬鹿正直に兄ダニエルは親友兼妹の婚約者のジュリアンに打ち明ける。そして、堂々と苗字を偽って会いに行き一緒に働くことになるジュリアン。
 大雑把に説明するとこの二人がマザーグースの歌をきっかけに事件を解決していきながら絆を深め合っていく物語です。主人公のセシルは男装しているという前提なのに、堂々とジュリアンが口説いているのはなかなかすごいですね。セシルは男装もバレてないという思っているので、ジュリアンの言動を都合よく解釈して流しているんだけど、それをわかっていてゆるやかなアプローチをかけ続けていくのすげーな。
 堅物扱いされてるダニエル兄様だけど、周囲に振り回されながらも許容している姿を見ていると柔軟な人物に見える。
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月刊オススメの本2017年1月号まとめ

ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー
 混沌としていくラブコメ時空を乗り越えて果たして上原くんは無事、恋人とゴールインできるのか? ゲームやってれば幸せな主人公は正直、心の底からどうでもいいです。ラブコメを眺めて楽しもうとして巻き込まれていく上原くんは無事に幸せになってほしい。なんとなく付き合っていた女の子にマジになって晴れて両思いになったのに混沌とするとか良い。ていうか、上原くんはもう主人公の一人と言っていいのではないか?

銀煌の騎士勲章1
 著者の初期の代表作ライタークロイスのリライト作。サービスシーンの追加、一部セリフが変わっていたり、登場人物の過去の加筆とか富士見ファンタジア文庫版と意外とかなり変更されている。読み比べていたわけではないので、一部気になったところしか確認していないが。非常に良かったので、一迅社版は全部読み終えたい。

北欧神話 (岩波少年文庫)
 北欧神話について、英雄ではなく神々についての物語。読み物となっているため、エピソード記憶として脳内に定着しやすい。北欧神話についての本は多数持っているのに読めていないので、この機会に読みたい。

オーリエラントの魔道師たち
 タイトル通りで魔道師たちの短編集である。オーリエラント世界の魔道師は同じ魔道師でも、系統が違うと考え方もまったく違う。乾石智子はどれから入ってもいいと言っていいので、ここから入るのもありだ。SFマガジンで掲載された短編のときからも短編でも良いもの書くなーと思ってたんだけど、やはり良い。

比類なきジーヴス
 ユーモア小説というらしい。コメディではなく?と思ったが、「ユーモア=上品なしゃれ」というらしい。様々な女性に次々と恋愛へ落ちていく友人の頼みを聞いて、状況が悪化したりしていく。もくじであっさりネタバレされますが友人が無事結婚するまでがメインとなります。次から次へと恋へ落ちていく友人に翻弄されるバーティー。なんか読んでいてMr. ビーンを思い出しました。あれとはだいぶ違うんだけど。

さよなら、サイキック 1.恋と重力のロンド
 読んでから一ヶ月も経つと、女の子といちゃいちゃしているところしか実は記憶に残っていないのだが自分の感想を読み直しても女の子といちゃいちゃしていたところばかり見ていたんだなと。まだ2巻は読んでないが全2巻らしいので、2巻もなるべく早く読みたい。

最後にして最初のアイドル
 元々はラブライブの二次創作から生まれたという異色作。ラブライブをまったく見ていないので、もしかしたらラブライブ世界ではアイドルが自己進化を繰り返して宇宙進出までいくのかもしれないのだが、たぶん違うだろう。ファンの下に会いに行くアイドルやファンを作り出すアイドルとか進化していくのが大変面白かった。作者も言うように大きいことはいいことだとスケールが広がっていくので、ゲラゲラ笑いながら読んだ。

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月刊オススメの本2016年10月号まとめ

ロクでなし魔術講師と禁忌教典シリーズ(6巻まで)
 間違えてコミックを買ってしまった時は大変辛かったですが、書い直してもちゃんと元は取れたと思うくらいは面白くて良かった。大当たり。王道は面白いんだというのを地で行く作品。だいたい予想がつくのに面白い。
 主人公グレンはロクでなし扱いされていますが、どちらかというとガキっぽいという表現が正しいと思う。好きな女の子に素直になれないツンデレっぷりを発揮する(5巻回想)とかお前は子供かと言いたい。
 講師としてやる気を出す過程とか、戦闘が始まる原因とかルミアちゃんがヒロイン力高いです。僕は清楚系ヒロイン好きなのでルミア派です。出番で言えば圧倒的に多いにも関わらずかませ感溢れるツンデレの白猫なんて、一巻ではバトルヒロインを担当したくせに後からやってきたヒロインにバトルヒロインの座を奪われるというかませ力溢れるヒロイン。フラグイベントが有効に機能してないので、そのままかませで居て欲しいですね!
 魔術講師としてのグレンは暗記するのではなく、どのようにして起きるのかひとつの魔術について深く学んでいます。そうでなければ固有魔法を作成できないので当然ですが、講師シーンはその世界について読者が一緒に学べるので楽しくないと辛いし、ちゃんと物語に繋がるという点でいいですね。
 戦闘はなんかもうすごい分かりやすいです。一巻のネタバレになるため伏せますが、主人公の固有魔法が判明した時点でかつてどのようにして戦ってきたのか分かるくらいです。2巻でかつての同僚が出てきた瞬間にかつてどのようなパーティー構成で戦ったのかすぐに分かると思います。
 ヒロイン達の制服がハレンチすぎる。

青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない
 前巻では究極の選択みたいなものを突きつけられましたが、今回は前回で失われたものを取り戻す物語となります。最終巻にふさわしく各巻にあったあれやこれやがあるからこそ、受け入れられる状況設定に各巻ヒロイン達の助けを借りて目的に辿りつきます。これ、第二部の予告読むまで普通に最終巻だと思いました。

剣と炎のディアスフェルド
 魔女は月出ずるところに眠るがめっちゃ面白かったので、作者買いした。兄王子を人質に出すことで戦争を停戦を終結するところとなったイアンマッド王国。国内では残った弟王子が他国からの謀略に対抗するために英雄振りを人質に出た兄王子は人質の身でありながら、あふれ出るその英雄振りで名声を高めていくという骨太ファンタジー。
 優秀な剣士であり、民を思いやり、兄を思いやるがゆえに優柔不断な面を見せる弟王子のレオーム。もどかしいと感じるものの、だからこそ、その人柄に惚れて周囲がついていくのも分かる好人物。これだけ書いて戦記物としても楽しいものが出来上がったと思う。
 それに加えて兄王子ルスタットの英雄譚もあります。人質という立場でありながらも、通行人から無茶なことを言って絞れるだけ関税をとろうとする悪漢を懲らしめたりと、この人は素で英雄振りが板についてるとなかなか今には見ないタイプでこちらも面白い。

赤髪の白雪姫 16
 電書になかなかならないのでつい紙で買って読んでしまった。木々さんの結婚話から不穏なことになってきました。ミツヒデとヒサメの間にある恋敵とのギスギスとした距離感が良い。登場人物は至近距離なので辛いでしょうが、安全圏から見ている分には楽しいですね。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?
 打ち切りの危機からこのラノ上位入賞で最近ではアニメ化も決定したというファンに支えられてここまで来ました感あるシリーズ。ごめん、実はまだ三巻までしか読んでない。ハッピーエンドを目指すのかなと思ったら全然そんなことなかったですね。決戦兵器は不幸少女にしか使えないので使えるということはつまり不幸になる運命とか酷すぎます。不幸少女マニアさんにオススメしたい。

そんな世界は壊してしまえ ‐クオリディア・コード‐

 主人公の能力とやってることを見て、一瞬だけお前はZero Infinityのアポルオンかよ! と思いました。マイナーすぎて伝わらないと思いますし、たぶんググってもわかりません。
 気を取り直して。シェアードワールドって好きなんですよ。シェアードワールドって一つの世界でいろんな事件が起きていて、事件(作品)の数だけ主人公がいる。たった一人の主人公だけしかないのではなく、多数の主人公が大きな事件から小さな事件まで解決していく。そういうのがたまらなく好き。
 これは前を向き進み続ける人間を愛する主人公と前を進み続ける人間の歪さが浮き彫りになったところで終わっていて、そういうの良い。あとエロい。まさかここまで続くで終わるなんて思わなかった。ところで、このテーマってやっぱりZero Infinity というlightのエロゲに感化されてませんかね。

いつか世界を救うために -クオリディア・コード-
 神奈川編。初っ端に触れたものが触れたものなので、バトルを主軸にしていくとは思わなかった。いや、なんか普通に面白いし普通にヒロインの周囲は変態だしラノベって感じがする。ツンデレ主人公がデレるまでのお話としてなんか普通に楽しかった。

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月刊オススメの本2016年8月号まとめ

光の公女―グイン・サーガ(27)
 山賊になったり盗賊になったり概ね迷走していたようにしか見えなかったイシュトヴァーンがついに前進。悪堕ち街道も順調に邁進していて、愛嬌も備えているので無敵ですね。ぶっちゃけイシュトヴァーン戦記だけ読んでいたくなってきたぞ。そういえば、アストリアスはどうなったんだ。

楽園への清く正しき道程 庶民出身の国王様がまたご愛妾を迎えられるそうです
 先月は不眠の乱れが激しく大変でしたが、そんな中で、野村美月先生の本のお陰で乗り越えられました。先生のご本は不眠で疲れた身体にも染み渡り、切ないけども最後には温かい心持ちに慣れるので、眠れないというひとつのことでぐわんぐわんしている頭が切り替えられて大変助かりました。

星空のカラス
 旨いものを旨そうに食っていると自分も食べたくなるという話をどこかで聞きました。そんな感じに主人公が囲碁一直線で好きなのが伝わってきて、まったく興味のなかった囲碁に興味が出始めました。ヒカルの碁をスルーしていたのでルールわからないけど、なんだかすごそうだと伝わってきます。全力を出して考えることで辛くもあり、楽しくもあり、充実した人生はとても楽しそうだ。最近どうもそういったひとつのことに純真にのめりこむような時が少ないので、読んでいて眩しい。
 完結しているらしいので今度一気読みします。

ヤサシイワタシ
 生きるのに不器用な人間が読んでいてナチュラルに辛い。方向性としては「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」に近いんだけど、あそこまで特化していない。特化していないので、こういう人いるよねみたいな辛さがある。

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)
 野村美月さんの書く主人公はまるでヒロインだよなと思って、野村美月監修の乙女ゲーとかやってみたいなと思いました。いや、絶対面白いってキャラデザは竹岡千穂先生でお願いします。めっちゃ欲しいです。
 それはともかく、紆余曲折あってついに結ばれたんだけど、案外素直にくっつきましたね。流石に量思いだけあって早かったか。
 劇パートではここにきて今までモブだった子が良い味出してくるとは思わなかった。ライバル譲れない存在というのはいいよね。

Fate/stay night (Heaven's Feel) 1-2
 もともと最終ルートだけあって漫画化に向いていない気がしたんだけど、アニメ放送したし、隠さなくてもいいよね? と桜の現状をガンガン描写されていくとは思わなかった。まだ2巻なので勢いはないけれど、これを読んでおさらいしようと思ったらアレンジが利きすぎてて情報開示の順番とか全然違うものになってそうですね。

僕だけがいない街
 ループ物で未来のこと知っていても小学生の頃の詳細なんて覚えてないよとなるのが良い。過去に戻っても記憶がなければあまり行動にいびつさが出るよね。その他にもループで失った物をちゃんと描いているのがとても良い。
 物語としては誰か分からない正体不明の殺人鬼に対して小学生ができる範囲での対抗をしているのがほんと良い。ループして小学生になった主人公には小学生としての行動の制限がある。小さな行動の蓄積が防犯として機能し救われる。その後の対決なども含めて全体的に地に足がついていてとても良い。


東京レイヴンズ (14)
 エンジンを温めなおすところから始まるので、ちょっと序盤に入り込むのに時間がかかるけど、一度スピードを出し始めたらぐいぐい引き込まれて続きはまだか!となるので良い。これダブルヒロイン物じゃないけど、ダブルヒロイン物に対する新しい回答な気がする。

空色勾玉
 和風ファンタジーで有名らしい。聞き覚えのない単語を検索して呼んだので思いのほか時間がかかった。今はPCの前にいなくても分からない用語をググってはビジュアルイメージを補完できるので良い世の中。面白いと確信していたので数年間積んでいたけど、やはり面白かった。

BLUE GIANT
 好きなものをただ好きだといえるのは本当に素晴らしいことなので俺も見習いたい。個人的に音楽は聴くよりも読む方が好きだなと思う。そう思えるだけの読書体験ができているのは素晴らしいことなのかもしれない。

甘々と稲妻
 なんかほっこりする。疲れたときに読むと癒されるなあ。

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月刊オススメの本2016年1-5月号まとめ

 期間が空きすぎたのでまとめます。忙しかった。

蝉の女王
 とりあえずスターリングは全部買うなりして集めよう。サイバーパンクって良いよねえ。

赤い街道の盗賊―グイン・サーガ(24)
 イシュトヴァーンが順調に悪堕ちしている。でも、まだ人の心が残っているので苦しいね! すごく良い!! このまま暗黒への道を進んで欲しい……悪堕ち最高!!

冴えない彼女の育てかた (10)
 創作のためなら良い雰囲気で女の子と話していても、容赦なくぶった切って他の女のところに行く……2巻でもやっていたが、最低だぞ倫理くん! しかし、新幹線という限られた時間で共通イベント全女の子分の取材をしろって指示を出すディレクターも最低だ。
 実はこいつらが作っているゲームが安芸倫也の攻略方法であるのではという点については、同意すると共に大爆笑した。倫理くんは全員分のラブレターを作成するのか。
 ネタが分からなくても問題ないけど、気になって買いたくなるVita版のステマには悔しい。でも、買いたくなっちゃう。

アイドルマスター ミリオンライブ! 4 オリジナルCD付き特別版
 静香と志保。負けず嫌いと負けず嫌い。友人ではなくライバルという距離感がいいですね。この二人が友人になる瞬間が待ち遠しいけど、永遠のライバルというのもありだな。ライブシーンの躍動感とかすごいなあ。
 順調に次のステージへと進んでいく他の皆を前に、置いてけぼりな気持ちを味わったところで初めて自分は既にアイドルだと自覚する未来とか結構いいですね。

スコーレNo.4
 かつて、書店員さんたちの手でTwitterを使ってベストセラー小説を生み出そうという企画があった。そのベストセラー小説にしようとしていた本がこれ。実際にベストセラーになったかは知らないのだが、多数の書店員さんが推すだけあって大変に面白い本であった。
 何度も読み返したいとか熱中して寝食忘れて没頭したとかそういう本ではないけれど、読み終えてからもっと長く読んでいたかったと思う。作者の名前は覚えておきたい。


昨日まで不思議の校舎
いわゆる天使の文化祭
まもなく電車が出現します
さよならの次にくる<新学期編>
さよならの次にくる <卒業式編>
理由(わけ)あって冬に出る

 市立高校シリーズ。なんかもう既に書いてしまったので特に書くことは……あるか。葉山くんの恋愛模様とか最高に面白いよね! 柳瀬さんは一巻でこそ健気な印象を持てますが、二巻以降はパワフルにアピールしていきますね。
周囲も葉山くんが愛されていると理解していて、話が進むと風評が柳瀬さんのお気に入りから愛妾にクラスチェンジしているのとか最高すぎる。

レオ・アッティール伝 (4) 首なし公の肖像
 2巻以降に主人公がやりたい放題しすぎているので、政敵がすごい勢いで増えていく。そりゃあこんなことばかりしてたら後世に悪名が残りますよね! 異星を舞台にした架空の歴史小説を存分に楽しもう。面白かったんだけど、間が空きすぎて重要なネタバレしか書けないので読み直します……。

残穢
 一人暮らしの家で読むのも嫌だったし、だからといって外で読んで一人しかいない家に夜中に帰るのも嫌だ。読んでいて、そんな悩みを抱きました。
 この気持ちを一人でも多くの人に味わっていただきたいので、一人暮らしの人に送りつけるテロをしたいですね。
 読み手の日常に恐怖で侵食し日常生活に悪影響を与えるのはホラー小説として最高だと思います。

アヌビスの門
 時間旅行者が帰還できなくなると、お金も、コネも、なに一つ持っていないので、まずは浮浪者からスタートしなくてはならないという厳しい現実。これがライトノベルだったら身分の高い人間なりに拾われたりして、未来を知っているというアドバンテージを活かせるのだが、ティム・パワーズは全然優しくないので、そんな都合がいいことは起きず、主人公は乞食として成長していく……。その後に魔術師との戦いとか見所は他にもいろいろとあるんだけど、やはり一番は面白かったのはここかな。

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