古橋秀之 『龍盤七朝 ケルベロス 壱』 読了。

 ノウェムはどうしたとか、秋山瑞人の龍盤七朝はどうしたとか、そもそもこれラノベじゃんとか、そういうことは気にしちゃダメ。

 すんげえ面白い。でも、序章。著者とかジャンルなどを考えると続きが出るのかとてつもなく不安だが、それでも待ち続けることを誓える程度には面白い。つまり、最高。

 内容は頸力や竜脈を使って戦う中華系の異能バトル物なんだけど、相変わらず上手い戦闘描写と、非常に多い戦闘量によってアクション好きには堪らないものになっている。

 初っ端から最強ですと全力でアピールされている覇王。彼を殺すことがこの小説の目的になるのだろう。覇王の強さはもう天災(誤字ではない)としか思えない、こんな怪物が倒される姿なんて俺には浮かばない。そんな化物を倒すことが目的なんて、最高だ。やっぱり、ラスボスは強くないとなあ。

 早く続きを出してくれ。
スポンサーサイト

テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

アイゼンフリューゲル2について

著者の虚淵玄さんが口コミで広げて欲しいとのことだったので、ツイッターからの引用。

@Butch_Gen なんかもう本日には拙作アイゼンフリューゲル2をフラゲしてしまう方がおられるかもしれぬ故、やや気が早いものの、ここTwitterの場を借りて修正パッチをオンライン配信させていただきたい!

@Butch_Gen 有り難くもご購入いただいた方は、恐縮だが164ページの1行目と2行目の間にサインペンでぎゅぎゅーっと線を引き、区切りを入れていただきたいのです。実はここシーンの区切り目で、本当なら三行の空白が挟まるはずでした。

@Butch_Gen ところがどっこい、編集の途中で空行が消し飛んでしまい、あたかも連続した場面であるかのようになってしまったのです。場所も語り手も切り替わる所なので、こりゃまずい!

@Butch_Gen ……そしてこれは残念というか、ある意味では光栄な話でもあるのですが。さる業界の先輩の談によると、小学館てのは倉庫に在庫をがっつり抱え込む覚悟で初版を大量に刷る方針なのだそうで。実際アイゼンフリューゲルも、数字聞いたら「オイそりゃなかろう」という部数の初版が既に用意されてます。

@Butch_Gen そんな次第で、「たぶん将来的に売れるであろう数」だけ既に刷られちゃってるこの本については、重版で誤植を直せる望みも甚だ薄く……恥を忍んで、皆様の手作業をここにお願いする次第であります。

米澤穂信 『春期限定いちごタルト事件』 読了。

 おー、これは面白い。日常の謎系ミステリは初めてなんですが、楽しかった。良い作品でした。

 高校デビューで小市民を目指す、小鳩くんと小山内さん。しかし、小鳩くんは駄目だと思いつつも、つい事件にかかわっちゃうし、小山内さんも×××(ネタバレ禁止)してしまう。そんなお話。

 解説にも書いてあった気がしますが、感情表現を抑えつつ、キャラが生き生きとしているのはとても良いですね。超人的でも変態的でもない普通人を、ここまで輝かせて書けるのは上手いなあ。

 出てくる謎は「ポーチがなくなった」、「どうやってスプーンを濡らさずにココアを入れたか」などといった、小さなものばかり。暗い雰囲気はなく、全体的に軽い感じ。ミステリに関して詳しくはないのですが、自分は大変楽しめました。

 まあ、例えミステリに興味のない方も、推理している時の生き生きと輝いた小鳩くんを見ているだけで、楽しめると思います。

 ラノベ読みにもオススメな一冊。
プロフィール

Galle(がれ)

Author:Galle(がれ)
↓長いので記事にしました。
当サイトの基本情報
本好きへの100の質問
リンク集

本棚
カテゴリー
検索
批評サイト
お薦めサイト
物書きな方々
ラノベ感想
応援しています!
カウンター
応援バナー