3月に読んだ本

人間関係は二冊で一冊くらいの厚さだよなあ・・・・・・。

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食べるという行為は愛なんだ

僕は犬を飼っている。ミニチュアダックスフントだ。僕はこの子たちを見ると可愛い、愛おしいと思う。同時に、この子たち後ろ足の太股を見ると美味しそうだと思う。

世の中には「食べちゃいたいくらい可愛い」という言葉がある。僕は、この言葉は世界の真理をついた言葉の一つだと思っている。

食と愛は密接な関係にある。一部の蟷螂は性行為を行いながらメスがオスを食べる。食すというのは究極の愛だ。

キス、接吻、口づけ、ちゅー、口で触れるという行為はこの延長線上(逆かな?)にあると思う。恋愛的な意味合いであれ、親愛的な意味合いであれ、口で触れるという行為には必ず愛がある。

実際に食べる人はいない。これは一時の愛のために恒常的な愛を失うことを決意することが、誰にもできないからだ。

僕はこの子たちを食べない。でも、この子たちが死ぬ直前に食べてやれたらいいなとは思っている。実際は無理だろうけどね。

買う予定

最近こんなのばっかだな。今までオススメされたのとか入れるんで、今回は長い。

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ジャクリーン・ケアリー 『クシエルの矢』 読了

 天使の血をひく人々の国、テールタンジュ。この国では、愛の営みは神へのささげ物である。少女フェードルは”クシエルの矢”と呼ばれる印を持って生まれた<アングィセット>。それゆえに数奇な運命をたどる。



 キリスト神話を用いながらも、独自の神話を織り込むことによって性的な戒めから完全に解放され、きらびやかで退廃的な雰囲気を持つテールタンジュ王国。当たり前のことのように肯定することによって、SMや同性愛といった特殊と見て、距離をとってしまいがちな性癖に微塵も嫌悪感を抱かせないのは素直に凄い。

 原書では千ページ近く、邦訳では合計千三百ページもあるだけあって、読み応えは十分。ハヤカワトールサイズで分冊で三冊は高いと思われそうだが、これだけ濃厚な物語であればむしろお釣りが来る。正直、これほど濃厚だとどこから書けばいいのか分からない。実在する神話や民族を用いつつ、緻密な設定により世界観、魅力溢れるキャラクター達、フェードルの関わる権謀術数……とても一言ではこの物語の魅力を言い表せない。

 原書は現在第六部まで出ているようなので、次の翻訳が待ち遠しい。

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↓長いので記事にしました。
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