ナオミ・ノヴィク 『テメレア戦記 気高き王家の翼』 読了

 ドラゴンに萌えたいあなたへオススメする一冊

 ジャンルとしては歴史改変ファンタジィ。ナポレオンが即位しているので、19世紀頃だね。とはいえ、ドラゴンが実在し、各国がそれを戦力して用いている世界なので実際の歴史とは大分変わっているかもしれない。地理と世界史に詳しくない俺にはわからないけど。

 拿捕した戦艦から出てきたドラゴンの卵が孵ってしまい担い手として選ばれたために、海軍から空軍へ移籍することとなったローレンス。ドラゴンの担い手となったために失ってしまったものを悲しみつつも、テメレアに深い愛を抱き彼と共にあることに喜びを感じる姿は実に人間臭くていいと思う。

 テメレアもすごく可愛い。生まれたばかりで好奇心が強く、かなりの読書家であるものの、自分では読めないためにローレンスに読んでくれとせがむ姿やローレンスが他のドラゴンを構っていて嫉妬する姿はすごく可愛い。自身が他のドラゴンと違うことに悩むんだりするところも、グッとくる。

 物語は始まったばかり、続きが気になる一冊。
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 あ、2月のまとめが3月のまとめと書いてあるじゃないか!!

 さて、昨日本を約100点ほど処分したので、22点ほど買った。本を処分するということは、本を買うということなんだ。置く場所ないけど、そんなの関係ねえ!

買ったもの:イレブンソウル1~4、死がふたりを分かつまで5~9、機巧少女は傷つかない1~4、ナイトインスペクター、終末のフール、ラッシュライフ、屍鬼4~5、竜と勇者と可愛げのない私、ブラス城年代記1~3、永遠の戦士フォンベック2。

 どうでもいいけど、ブラス城年代記を買ったときに「ライトノベルが三点」と言われたことに驚いた。

有川浩 『キケン』 読了

 やっべぇ、なにこれ超おもしれえ! まさか、有川浩がただひたすらに楽しい話を書いてくれるとは思わなかった! 今まで読んだ有川浩の本で一番面白かったぞ!!

 いやあ、最高だった。機械制御研究部、略称【機研】の部員たちが繰り広げる騒がしくて、バカで、危険なイベントの数々が非常に楽しかった。部活に入る前の一話や恋愛のお話しだった二話までは、休み休み読んでいたんだけど、本格的に部活の話になった三話からは、もう休憩するなんて考えつかないほどハマりこんでいった。眠れないから本を読み始めたのに、興奮してまったく眠れる気配がしないぜ、ひゃっはー!!

 【機研】の部員が実に活き活きとしていて、読んでいてすごく楽しい。いつ犯罪者(愉快犯)になってもおかしくない部長の上野直也、締めるところはきっちり締めるけど上野くんと組んでるところでお察し下さい副部長の大神宏明、常識を持っているけど変人一味の仲間であることは変わらない元山高彦、危険な活動でも多少のことでは動じない池谷悟。他にもそれぞれ絵のない変人たちが…………あれ、まともな人が誰もいないな。

 何度も書くけど、実に楽しい小説でした。欲を言えば二話の恋愛話をなくして、もっと【機研】の活動を書いて欲しかった。もしくは、恋愛話ももっと楽しい方向で書いて欲しかったなあ。何でわざわざラブコメを入れたんだろう。二話にしかラブコメ要素がないから、ちょっと違和感を感じたくらいだ。

 面白い本は数多く読んでいるけど、楽しい本はあんまり読んでいないので、どんどん書いて欲しいね!

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教訓

 ウルトラ総務!(挨拶)

 さて、今回の地震でいろいろと分かったことがあります。以下、教訓。

1.バックの中に本を入れてポールスタンドにかけるのは危険
2.失いたくない絶版本はすぐ持ち出せるように近くに置いておく。
3.寝床は書籍流に巻き込まれない場所に。

 これらを守っていきたいと思います。とりあえず、置き場がない本の処分をします。

すっかり忘れてたけど

 ついったでは現在地を書いてるけど、こっちでは知らない人がいるんじゃないかな。なごやけんみんなので、僕は無事です。更新が滞ってるのは、災害で気力がめっきり減ってしまったからです。

 ニュースは見てるだけで気が滅入るし、こんな時だからこそ役立つ物を贈ろうとしたら不謹慎だと言われちゃうし、誤って企業から送られてきたメールを消しちゃうし、やってらんねー。

 読書自体は続けているので、書きたいと思ったら書きます。ちと今は書きたいと思わない物については書けません。

変なモノを見つけた。

やっべぇ、超欲しい……!




公式サイト

整理整頓

 ブログを少し弄りました。存在を忘れていたホームページを消して、読書メーターへのリンクを貼り、プロフ記事を書きなおしただけです。

 まったく関係ないけど、新刊や新人賞の感想を書くと人が来ますね。びっくりしました。

更伊俊介 『犬とハサミは使いよう』 読了

 タイトルに本を連想させる単語が一文字たりとも存在しないのに、本、作者、読書について語った本だった……。

 ストーリー自体は簡単なので、さらに簡単にして紹介すると。読書バカの主人公が行きつけの店で強盗に遭遇して殺されたが、読みたい本を読めずに死ねるか! と執念で復活。ただし、ダックスフンドの姿で。そうして、(犬だから)本が読めずに狂いそうになっているところに、ハサミ持った危険人物(♀)が現れ、飼い主とその犬として共同生活を送り始めるというお話。

 時間は有限、一生で読める本はほんの少しだけ。俺はこの主人公ほど読書狂ではないけれど、それでも本を持たずには出歩かないし、本を買う時ですら本を持って行く。読む本がなくなり、暇になると非常に辛い。本が絶版するのが怖くて家には積読がいっぱいだ。そんな業が深い読書家だから、この本には共感できることもできないことも多かった。これは読書家にこそ、読んでほしい一冊……ではないんだよなあ。

 物語後半の「作家と読者の対峙」、「読書」についてはやりたいことも伝えたいことが完全ではないにしろ俺にも伝わった。でもね、純粋にエンターテイメントとして面白くない。対峙の仕方がギャグになっていて、真面目に受け取ろうにも阻害される。バカっぽくてもそれをねじ伏せるだけの描写があれば感動するもんだけど、それがなかった。非常に残念な結果だった。

 それはさておいて、この本で個人的にすごく良いと思ったのは、ヒロインは暴力を振るうんだけど、本当に「ただの暴力女」であって、ツンデレではないところ。素直になれない、嫉妬などの理由で悪いことをしていない主人公に暴力を振るうヒロインにはイライラするんだけど、この本のヒロインはそもそも恋愛感情を微塵も持ってないい。暴力を振るうということに言い訳が一切ないのが清々しい。主人公とヒロインの掛け合いもテンポがよく、爆笑できるというほどではないけれど、楽しい。このテンポの良さは、著者が二人いるからなのかな。

 面白いところとつまらないところが見事に分かれていたけど、楽しいところは楽しいから良し。どうやら次巻も出るみたいだし、ちゃんと買おう。

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2月に読んだ本

さすがにこの時期からは少なくなりますね。

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