来月の購入予定

 教科書を買ったお陰で金がなくなった。 

海外
 アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う
 アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う
 黄金の狩人1・2・3
 星を帯びし者

日本
 帝都物語3
 夢の上3 光輝晶・闇輝晶
 帝王の殻
 スメラギガタリ弐
 砂上の剣 ~イーハの少年剣士~
 騙王
 罪都B×B
 ブラック・ブレット
 ライアー・ライセンス(未定)
 僕と彼女のゲーム戦争(未定)
 カミオロシ(未定)
 へうげもの 4服
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テーマ : 購入/売却書籍
ジャンル : 本・雑誌

あとがき

 けけぺんきさんが書いているのを読んで僕も書いてみようと思い立った。こういうのを書くのはシノくんがまだブログをやっていたころ以来か、懐かしい。

 あとがきを先に読む派、読み終わってから読む派、そもそも読まない派といろんな人がいるでしょう。僕はあとがきを本編を読み終わってから読みます。海外幻想文学を読むことが多いので、作者さんではなく訳者さんのあとがきを読むことも多いです。海外幻想文学はあとがきでネタバレをすることが非常に多く、あとがきから先に読んでしまえば一巻の内容を知ってしまいます。

 そもそも、あとがきを最初に読もうとすると危険が大きいです。もしかしたら、最後の一行に物語における重大なネタバレなどがあり、それを読んでしまうかもしません。ラノベならばあとがきの手前に挿絵があり、それを見ることでネタバレとなってしまうかもしれません。そもそも、あとがき自体が存在しないかもしれません。あとがきから先に読む人たちはこれらの問題をどうやって回避しているのでしょう。ちょっと秘訣が知りたいところです。

 うーむ、何が書きたかったのか分からなくなってきた。これで終わります。

テーマ : 本とつれづれ
ジャンル : 本・雑誌

春の百冊

 なんとか夏になる前に終わった……(6月は春です)。

 補足しておく必要があるとも思えないけど、()は冊数です。その他は単純にこの中にジャンルが二種類ない本です。複数のジャンルを持っているものが多いけど、そこら辺はめんどくさいのでやめました。


異能バトル&アクション
・マルドゥック・スクランブル完全版(3)
 リライトしたことでより凶悪になった。旧来のファンも、新規のファンもどうぞ。漫画版もオススメです。

・マルドゥック・ヴェロシティ(3)
 スクランブルの続編にして過去編。既に感想を書いてあるので詳しくはこちら

・シャギードッグ(5)
 積極的に読むように心がけている数少ないラノベ。二巻から急速に面白くなる。戦士として目覚めた彼が今後どのように成長していくのか。じーさんがとっても素敵です。

・されど罪人は竜と踊る(10)
 絶望的で、救われる可能性が見当たらなくとも、それでも生きていく。ものすごくかっこいい竜とか高潔な存在が、悪意の前に破れていくところがすげえ。ガユスの弱さには共感し、ギギナの強さには憧れを抱く(あそこまで徹底したいとは思わないが)。化学式などを使った戦闘描写はなんだかよくわからないんだけどすごいと感じる。重苦しい作品が好きな方はぜひ!

・白貌の伝道師
 悪が善なる生命を破滅に追いやっていく楽しさを味わえる一冊。真の邪悪の前では善なる者どもなぞ、物の数ではないのだ。ラゼィルの神々しさすら感じる悪を存分に味わってください。

・呪禁官
 牧野修の爽やか青春伝奇小説。燃える。

・機忍兵零牙
 山田風太郎の忍法帖のような忍者バトル。とはいえ、エログロはないのでエログロ苦手な方も大丈夫。サイバー忍者ってだけで十分です。

・円環少女(13)
 灼熱のウィザードバトルというキャッチに偽りなし。主人公が次々と絶望的な状況に放り込まれ、また突っ込んで行く。まだ再読していないので、ちょっとストーリーは読み込めていない。異能バトルとして非常に素晴らしいので、ぜひ読みましょう。

武侠
・書剣恩仇録(4)
 言わずと知れた武侠小説家、金庸のデビュー作。燃えも萌えもあるので、ラノベ読みはぜひ呼んで欲しい。

・龍盤七朝 ケルベロス
 覇王の圧倒的な強さがたまらない。一体どう倒すのか。続きが待ち遠しい。感想はこちら

ミステリ(?)&クライム
・完全犯罪研究部
 表紙と地の文の乖離具合が半端ない。完全犯罪研究部の危うさが魅力。仁義なき愉快犯って最強だよね。

・動機未ダ不明 完全犯罪研究部
 前巻よりかなりラノベっぽくなった。バケツマンのあたりからは笑いがとまらなかった。一気に読み進めることをオススメする。現代の魔術師、杉野二号の魔術シーンは必見。

・煙か土か食い物
 スピード感あふれる文体と混沌とした物語が堪らない。少なくともミステリではないと思うのだが、じゃあなんだと問われても答えられない。

・暗闇の中で子供
 煙か土か食い物の続編。前巻のネタバレ多数のため、先にそっちを読みましょう。物語が進むにつて加速度的に混沌とかすので読んでいて混乱する。読んでいて「これはいったい何なんだ!?」と叫びたくなるでしょう。なんというか、むちゃくちゃな傑作なんで、ぜひ一度読んでみて欲しい。

・殺戮にいたる病
 エログロ。詳しくは語らない語れない。ネタバレは絶対に見ちゃいけません。

・七回死んだ男
 非常に読みやすい。この結末にはやられた!

・小市民シリーズ
 人が死なないミステリ。小市民を目指すために奮闘しつつも、脱せない彼らが素敵です。初心者から上級者まで広く受け入れられるのミステリではないのでしょうか。ミステリとしても青春小説としても面白いので、どうぞ。

・無貌伝(3)
 伝奇小説のような雰囲気を持った小説。感想はこちら

青春
・キケン
 有川浩の本では一番好き。詳しくはこちら

・ソリッドファイター完全版
 古橋秀之の傑作格ゲー青春小説。ちょっとこれ旧版発売当時は時代が追いついてなかったんじゃないの。1989年当時ってここに書いてあるものまだほとんど実装されてないじゃん。馬鹿馬鹿しいけど、熱いのでどうぞ。あ、販売は通販のみでAMAZONだとおもちゃ扱いなので注意。

空戦
・とある飛空士への追憶
 王道の悲恋物語。王道をしっかりと書くと非常に面白いということがよくわかる一冊。

・アイゼンフリューゲル(2)
 夢を追い続け、現実に潰された男が見つけた救いがあまりにも悲しい。

SF
・1984年
 社会に出てからまた読みなおしたい一冊。

・あなたの人生の物語
 俺的SFナンバーワン。こんな読み応えのある中短篇集は他に読んだことがない。これ一冊で一年間SFなしで、短編一つでお腹いっぱいになれる。濃密なSFが読みたい人にはオススメ。物語にあてられて吐きそうになったのは初めてです。

時代小説
・伊賀忍法帖
復讐モノ。恋人を奪われた笛吹城太郎が策と己の技を駆使して敵の忍法僧を倒していくのが爽快。城太郎は山田風太郎の忍法帖にしては珍しく必殺技を持たないので、どう戦うのかが予想がつかず楽しかった。

・壬生義士伝 上下
 聞き手が完全に無色透明なため、次第に聞き手と読者が重なり、まるで語り手が自分に話しかけてくるかのように感じて非常に心地いい。上巻でも涙ぐみ、下巻では涙をポロポロとこぼしてしまった。

ファンタジィ
・エルリック・サーガ(4)
 生まれつき虚弱であり、薬に頼らずには生きられないエルリックが魔剣の呪いに苦しみつつも、頼らざるをえない姿が胸をうつ。神々の対立などを含めた壮大な物語も素晴らしい。

・ベルガリアード物語
 壮大な物語とキャラクターが非常に魅力的。ラノベ読みにもオススメなFT。

・テメレア戦記(3)
 ドラゴンが可愛いので、読んで萌えましょう。感想はこちら

・クシエルの矢
 クシエルの矢、クシエルの使徒、クシエルの啓示からなる三部作。三部作で完結と言っても納得できますが、海外ではまだ続いているみたいです。日本での翻訳はまだなのでしょうか。感想はこちら

ホラー
・玩具修理者
 ホラー&SF作家。小林泰三のデビュー作。ホラーとSFの両方が味わえるので、どちらかが好きな方はどうぞ。

・人獣細工
 おぞましい短編が読みたい人はぜひどうぞ! 感想はこちら

・隣の家の少女
 この本はあなたに苦痛を与えてくれます。感想はこちら

・オフシーズン
 夏にぴったりのホラー小説。ホラーに希望なんていりませんよね。

その他
・ドラゴン 飼い方 育て方
 児童向けかと思ったらそんなことなかった。俺も小型でいいから飼いたいです。感想はこちら

・烙印の紋章(8)
 発売日に本屋へ走ってその日のうちに必ず読んでいる唯一のラノベ。剣闘士だったオルバが王子に成り代わり、復讐を果たすため活動する第一部。再び貴族として立ち上がることを決意するまでを描く第二部。第三部は一体どうなるのか、これからが楽しみです。

・砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
 ライトノベルレーベルから出た純文学。なんでこれがライトノベルレーベルから出たのかちょっと分からない。漫画版もオススメです。



雑感
 冊数が多い本があるので苦渋の選択となった。絶版本抜き制限にしたためファンタジーが少数になってしまったのも悔しい。もっと読まないと。

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

さかなPと話してみた(抜粋)

 一週間ほど前にいとしいさかなPと中二病について話したり、トライガンとか十傑衆と話しあってました。長い上にまとまりがないので抜粋にしときます。


~トライガン 放送前~
がれ 「あれ、GUNG-HO-GUNSで活躍しない奴って居なかった気がする……」
さかな「EGマインくらいですかねー」
がれ 「え、だれ?」
さかな「ほら、モネヴを殺した」
がれ 「ああ! 確かに居ましたね。存在自体を忘却していました」


~放送開始:ジャイアント・ロボ~(抜粋)
がれ 「MADとかスパロボαで知ったので、素晴らしきヒィッツカラルドがあんなに残念だとは……」
さかな「素晴らしきヒィッツカラルドって十傑衆で一番小物なんですよね」
さかな「スパロボαは知らないけど、アニメを見ていて巨大ロボをぶった切れる気がしない」

~そこから今川監督~(抜粋)
さかな「超級覇王電影弾ですよ! アニメ業界広しといえど、あんな戦闘ポンポンかける人いませんよ!」
さかな「噂なんですけど、素晴らしきヒィッツカラルドの指パッチンは自動ドアが開くのを見て思いついたらしいんですよ」
がれ 「意味がわかりません」
さかな「思いついてからアニメ化するまでの間、先を越されないか心配だったらしいです。ソースは確認していないんですけど」
がれ 「普通は思いつきませんよ……」
さかな「まあ、そういう人ですね」
がれ 「普通じゃないですね」

~トライガン再び~(だいたい原文ママ)
さかな「GUNG-HO-GUNSも好きなキャラ挙げていくとキリがないんですけどね」
がれ 「放送前にも話しましたけど、EGマイン以外は全部いいキャラですよね」
さかな「EGマインのしょぼさはなんなの」
がれ 「GUNG-HO-GUNSの一員というか存在自体を忘却してましたからね」
さかな「もう除外でいいんじゃないかな」
がれ 「だって、主人公を一切追い詰めることなく終わった唯一のキャラですからね」
さかな「なにもしてませんよね」
がれ 「そこらの悪党ですらもっと活躍してますよ」
さかな「ネブラスカ親子の方がよっぽど強かった気がします」
がれ 「キャラが立つどころかキャラが立つ前に終わりましたね」
さかな「アニメ版では少し活躍してました」
さかな「アニメでは雷泥がしょぼかったのが残念ですね」
がれ 「すごく良いキャラなのに……」
さかな「かっこいいですよね」
さかな雷泥の動力式ローラーブレードで疾走する剣術ってばっかじゃねーの! 内藤さんの頭どういう構造しているんですか! もう愛おしくてたまらないんですがあの人の発送! バカでしょあの人! こんなに全力でバカと褒めたい作家ってそうそういないんですけど!
がれ 「いいじゃないですか、バカげているのにバカだと感じさせずにすげえって思わせるのがすごいですよね」
さかな「心のそこからバカと褒めたたえたいあれがなんであんなにかっこいいのか」

~トライガンの武装ってアホみたいなの多いですよね~
さかな「内藤さんはとんでもないぶっ飛んだ武器が面白い人ですよね」
がれ 「楽器ですか、それともよくわからんボールになって突っ込むあれですか」
さかな「ミッドバレイもガントレットもいいキャラなのにあの武装は一体……」

※その後の田中芳樹トークは荒れ模様で尻切れトンボだったので省略。

本が読めない

 正直なところ、自分がこれほど本を、特に活字小説を愛しているとは思いませんでした。

 今現在、節電の影響で朝昼の間、電車内の照明が落とされています。僕の生活だと照明がまったくついていない日が多く、ついている日もで20分くらいです。朝昼は明るいと言っても、本を読むには目に負担のかかる光量ですし、大きな建物の近くや駅を通過する時は日差しが遮られて読めない光量にまで落ちます。おかげで、電車内で本を読むことがほとんど出来ません。

 私は現在大学四年生で、大学院へ行く予定も金もないので当然就活中です。履歴書を書いたり、SPIの勉強をしたり、落とせない講義の勉強をしたり、卒論のために情報を集めたり、震災の影響でずれた試験の勉強をしたりとむちゃくちゃ忙しいです。本を読む時間はほとんど取れません。

 今まで、本を読まないでゲームに熱中している時期があることは多かったです。僕はS・RPGの新作が発売されると寝食を忘れて没頭することも多いです。でも、今回は他のことに集中しているわけではありません。自分で読まないでいるわけではなく、読むことが出来ない状況です。これが辛い。非常に辛い。読書がしたい。物語を味わいたい。そんな気持ちはどんどん膨らんでいくのに、実行する時間がありません。やりたいことができなくて、ストレスが溜まり、イライラしてきます。

 この苦しみがまだまだ続くかと思うと、、とても鬱な気分になります……。

投稿テスト

ツイッターへの投稿テスト

土橋 真二郎 『生贄のジレンマ 上・中・下』 読了

 9000を踏ん……でないけど、企画が終わってしまいそうなところに数を教えてくれたシノくんからのリクエストです。アクセス数を見て今更かよと思う方も多いでしょうが、上巻が本の山に消えていたので仕方なかったんです。

 さて、土橋真二郎さんの本はこれが初めてですが、なんとまあ随分と倫理的な話を書いたなあと思いました。死への恐怖などの描写はすごいと思いましたが、その恐怖描写も視点となる登場人物が少ない上に変化が少ないので、話が進んでいくと新鮮味がなくなりました。しかも、その人物たちがあまりにも善人過ぎるので、負のカタルシスが少ないと思いました。

 ちょっとマイナス入っているので、良いところも。運営側の淡々としたルール説明。明確ではあるもののあまりにも突拍子も無いルール。一切の質疑応答も許されない。また、最初から全てのルールが説明されるわけでもなく、後から分かるルールもあったりして、ルールに翻弄される生徒たちの姿は見ていて非常に楽しかったです。

 うーん、全体としてもっと暗くて悲惨なことになって欲しかったなと思います。悪くはないんだけど、期待とは違ったかな。

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丈月城 『カンピオーネ! Ⅳ 英雄と王』 読了

 現状では二巻がベスト。二巻のネタバレ大です

 主人公「草薙護堂」の能力は全てに制限がある。それはすなわち、ピンチになったときに必ず能力が発動して助かるということであり、それでは心が燃え上がらない。条件を満たすために主人公が知恵を絞り、策を練ってくれれば楽しめると思うのだが、今のところピンチに都合よく発動しているだけだもんなー。

 なんで二巻が好きかというと、戦士の権能は一巻だと説明してただ切り裂くだけであり、二巻はその力が効くか全く分からないだけでなく、発動した時もただ使うだけでなく新しい使い方を示した。戦士の権能を使っているときに説明することの意味が、より強い重みをもった。しかし、この巻は特に新しいことが全くない。力が封じられるといっても、普通に戦って終わった。展開がだいたい予想できたこと、上に書いた理由で個人的に燃え上がりにくいこともあり、ラブコメを重視していない俺には辛い巻であった。せめてもう少しストーリーが良ければとも思うのだが、薀蓄があるから無理か。

 正直、続きを読まず切ってもいいかなと思うんだけど、話題になっている○○○○を完成させたところまでは読んでみよう。

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My 「古典」

 一部を除いて古典というか原点だな……まあ、これらに出会わなければ今の俺は存在せず、したがって部屋の積読はもっとマシだっただろうな……もう想像もつかないけど。今となっては入手が困難のものもあるかもしれないけど、気にしないで選んだ。


・ラグナロク 黒き獣
 これが俺を読書へ誘った作品である。というか、これ言うの一体何度目だろう。我が読書人生の原点であり、異能バトル小説読みとしての原点でもある。これと手塚治虫が中学校の図書館になければ一体どうなっていたことか。新刊が出ないまま数年が経ったけど、未だにオススメしていきたい本の一つ。

・ドラゴンハート
 こっちは俺のドラゴン好きになった原因である。小学生の頃、日曜日の昼間に見たドレイコの格好良さに惚れ、映画のタイトルを覚えていなかったので数年間探した羽目になったが、また視聴してみても、やはりドレイコは格好良い。姿形は大分前の作品なので、最近のドラゴンの方が格好良いだろう。しかし、理知的なドレイコの格好良さはそういった外見だけではかれるものではない。ドラゴンを愛する人は、ぜひ見て欲しい。

・ファイアーエムブレム 紋章の謎
 言わずとしれた任天堂の名作S・RPG。初めてプレイしたときは暗黒竜と光の剣も紋章の謎もクリアできず、中学生のときにファミコン版暗黒竜と光の剣と紋章の謎をクリアした。なぜ、暗黒竜と光の剣をファミコン版でクリアしたかは今となっては謎だ。味方がやられたらリセットを繰り返し、アイテムを持って逃亡されてもリセット。倹約家であった僕は強い武器を使わず、終盤まで鉄装備だけで戦っていたので(終盤は鋼だった)今思うと、自分で難易度を上げていたことが懐かしい。もしかしたら、俺のファンタジィの原点はここら辺にあるかもしれない。

・タクティクスオウガ
 今も熱烈なファンがいる名作S・RPG。独自のターンシステムや重いストーリーに惹かれていたのだが、ソフトの電池がなかったので、クリアするまでにセーブデータが消えることが何度あったことか。死者の塔を深層部まで進めていったのにデータが消えたことは、「おきのどくですがぼうけんのしょ1はきえてしまいました」とは比べものにならなかった。弓装備は邪道。

・魔神英雄伝ワタル
 俺のロボット好きの原点はさすがに分からないのだが、SDロボット好きの原点は間違いなくこれだろう。龍神丸、また龍神丸のパワーアップした龍王丸などがこれほどかっこよくなければ、俺はBB戦士を買い漁らなかったはずである。買ってたのは主に百式とかだけど。今となってはほとんど内容は覚えていないのだけど、戦神丸がデートやそもそも公衆電話が見つからないなどの理由でやってこなかったことだけは覚えている。

 余談だが、この記事、二ヶ月半も前に書いたんだぜ………ずっと下書きで保存されていた。

北方謙三 『擬態』 読了

 檻となっていた何かが毀れ、立原庄司の中からひどく暴力的な何かが首をもたげ、暴走し、暴力が加速していく……。

 乾いた文体から漂う物語全体の虚無的な雰囲気。いろいろと好みだったが、この物語で最も惹かれたのは立原庄司という存在そのものだった。

 はっきり言って、俺は立原庄司の行動が全く理解できない上に想像もつかなかった。この男はなんだ? 何がしたい? 何らかのルールがあるのは分かる。だが、それを俺がまったく理解することができない。言語化することが出来ないことは多いが、まったく理解することができなかったのは初めてだ。そもそも、分かりたいとも思えない。それでも、立原庄司の内部にある「何か」に惹かれ、読み終えた。

 一度読んだだけでは、この物語を消化しきれなかったので、また再読したい。

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川口士 『魔弾の王と戦姫』 読了

 ブリューヌ王国の小貴族ティグルはある時隣国ジスタートとの戦にかりだされ、そこで一人の戦姫と出会う。白銀の髪に紅の瞳、幻想的な美しさと他を圧する威容をあわせもつ少女、“銀閃の風姫”エレン。敵の総大将であるエレンを討ちとろうとするティグルだったが、彼女の人間離れした剣技の前に敗北する。捕虜になったティグルはエレンに自分に仕えないか? と誘いを受けるのだった……。



 すっごくまっすぐな物語を読んだ。

 主人公のティグルがすごく良い。弓を蔑視する自国では評価されず、エレンの下では正当な評価を得られることに魅力を感じつつも、彼は自身の領地や領民を愛しているため、エレンの提案を拒絶する。彼がジスタードやエレンに魅力を感じるたびに、彼の領地への愛が伝わってくる。行動規範が一切ブレなくて良い。

 ヒロインもすごく良い。エレンはティグルを部下として欲しがり、ある程度の自由を許している。でも、彼女はティグルが逃亡することを防止するために、人質を取った場合は人質ごと殺すように命令するなど、しっかりと手を打っている。また、それらの措置が当たり前のように描かれているのも良い。いや、本来は当たり前なんだけどね……。

 物語は王道一直線で驚きというものは全くなかったけど、しっかり描かれている王道は実に楽しい。あと、今まで盛りあがりに欠けると言われていた作者とは思えないほど、ちゃんと盛り上がるシーンがありました。

 表紙を主人公にして登場キャラの男の子を多くしてお色気シーンを減らせば、オタクじゃない男の子向けになる気がする。

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古野まほろ 『天帝のはしたなき果実』 読了

 とんでもない物を読んでしまった。なんというか、流石メフィスト賞受賞作というべきだろうか。それとも、ま、メフィスト賞受賞作だしと流すべきなのだろうか。

 推理小説とか青春小説とか幻想小説とか空想科学小説とかやりたかったことを全部詰めんこんだんじゃねえのかと思うほど、分厚くてわけのわからん小説だった。

 この本の悪いところは非常に多い。過剰なルビは読んでいるうちに慣れたものの、登場人物は多すぎてフルネームを覚えきるのが至難。特に主人公が下の名前で呼ぶキャラの苗字が分からなかいことが多かったので、苗字で書かれた表を見るのが非常にめんどくさかった。

 さらに、頁数の長さの割に読者を引き込む力が弱いのも難点。いや、引き込む力がないわけじゃないんだけど、ここまで長いと読んでいてダレる。特に500頁ぐらいまで来ると心が折れそうになった。

 良いところは、青春小説部分全体と、後半に入ったあたりから行われる推理合戦。前者はこの本がもっと薄ければ素直に楽しめた気がするが、後者の推理合戦は文句なく楽しい。上に書いたように表を見るのは辛かったけど、次々に繰り出される推理は主人公視点で物語を見ている僕らには違うと分かっているものでも、とても楽しめた。

 推理合戦の後には苦痛としか思えない超展開が待っているので、どうぞ毒を食らわば皿までの精神で読んでください。このエピソードは全体から浮いてるんだよなあ。

 ………とまあ、ここまで書いて読書メーターにこの本を好きな人が結構いてビビった。俺の周りにいる天帝一巻を否定していた人は少数派だったのだろうか。

 二巻は素晴らしい傑作らしいので、読んでみようと思う。

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5月に読んだ本

 冊数が四十でも、デュアン第一部なんかは二冊で一冊くらいの内容だったから、あんま読んだ気がしない。

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