日記

 読書感想ブログが死滅しているので、好きな本の感想を探すのに苦労する。書評ブログです! みたいなものを見つけても2014年(しかも日記)で更新停止していたりするので大変難しい。
 ラノベブログなら目当ての感想をという贅沢を望まなければ今も更新しているブログがそれなりに見つかったんだけど、一般文芸でファンタジーとなるとものすごく難しい。映像化しているだけあって、氷と炎の歌の感想だけはめちゃくちゃ見つかるけど、それ以外は……。

 実のところ、他人のファンタジーの感想が特別読みたいわけでもない。個人ブログのファンタジーの感想は昔有名だったサイトもあまり俺の求めるものと一致していたことはない。ファンタジーの定義は十人十色。自分がファンタジーに求めるものと他人がファンタジーに求めるものがピタリと一致することは稀。とはいえ、他人が絶賛しているものは自分でも読みたくなるし、地元書店がつぶれまくっている今ファンタジーのアンテナの感度が高い人はそれだけで価値がある。
 
 というわけで、引き続きファンタジーに感度の高い感想ブログ(サイト)を探していきたいと思います。
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最近読んでいる本とかゲーム

妖姫のおとむらい
 さて、Twitter上では140字しかないという制限があるため、飯が美味そうという点について熱く語ったが。それ以外は語っていなかった。しかし、またしても食事が美味いと語ろう。同じ事を繰り返して語ることで考えが補強されるって神林しおりも言ってた。本書は飯が美味そうな食事物のライトノベルである。表紙から溢れる幻想的な雰囲気を文章でも全力で表現している。主人公はそんな幻想的な世界に迷い込み美味い物を食って、小事件に巻き込まれながらもコミカルに切り抜けていく。この幻想的な世界の描写というのが本当に素晴らしいのだが、それは文章を読んでもらうほうが早い。ともかくこのライトノベルは食ラノなので食事について語ろう。
 食事物といえばコミックやアニメでは登場人物がすごいリアクション芸をするものも多い。ラノベでも美味かったり不味かったりで大きなリアクションを取ることを良く見かける。本書ではそういう過剰なリアクションというものがない。淡々とどんな味であった描写するか口にする。それだけなのだが、その表現がとても美味そうで食べてみたいと思わせてくれる。
 ちなみに著者はエロゲノシナリオライターの中でも文章を読ませることを主眼に置いたレイルソフトというブランド出身で、俺の知る限り飯を美味そうに書く事がもっとも美味いシナリオライターだ。
 それはともかく、文章が非常に好きなのでこういう中篇連作みたいなものはどんどん出して欲しい。

クリスマス・プレゼント
 海外翻訳ミステリー小説というと敷居が高いような気がする。俺も気軽に買うものの、分厚いのでやはり読むまでの敷居が高い。しかし、本書は短編集である。連作ですらない。空いた時間に好きなように読めばいい。
 ディーヴァーのどんでん返しのわざまえを体験したければこれを読めと言われたのだが、これは確かに素晴らしい短編集だ。最初の短編から引き込まれるし、さあ来るぞと待ち構えて踏ん張っていてもどんでん返しに耐えられない。そうそうミステリはこういうのが良いよね。

トトリのアトリエ plus
 Skyrimにどっぷりハマり山賊生活を送り、ルーンファクトリーで鍛冶屋を極めた俺はプレイする前からこのゲームでどうなるのか分かっていた。この手の異世界で生活する系にはハマる。
 というわけでトトリのアトリエでは錬金術を極めている。なんかこう、冒険とかどうでも良かった。現在二週目でトゥルーエンドのために冒険してるけど、そんなことより錬金術をしたい。本当なら錬金術の合間に冒険するぐらいがよさそうなのだが、残念なことに二週目はお金稼ぎと武具を揃えるためにプレイしているので錬金術は休みがち。キャライベントを飛ばすと辛いんじゃないかと思っていたが、意外なことに楽しい。というか、長期間やらないでいると禁断症状が出る。
 メインストーリーはシンプルだが、キャラクターに魅力がある。正直、ロリに萌える作品はだめな人間なのだが、ショタロリは美味しくいけるのでトトジノ派です。しかし、それ以上にトトジノの師匠カプが良い。師匠カプの結婚エンドとかあったら最高だった。これはちょっと二次創作とか漁りたくなりますね。もっと早くプレイしてオンリーイベントとか行くべきだった。

DOOM デモ版
 FPSの金字塔!らしいのだが、その分野には疎いのでリメイクまで知らなかった。とりあえずなんかぶっ殺しまくるゲームやりたいという物騒な欲望をつぶやいたらフォロワーがオススメしてくれた。持つべきものは物騒な友である。
 さて、どんなゲームだったかというと撃ってひるませ殴って殺す。という分かりやすい作品である。というか、3D酔いして一時間もプレイしていないのでそれぐらいしかわからん。脳筋でクリーチャーどもを殺害していくのは面白いのだが、いかんせんしばらく3Dゲームをやってなかったので鍛錬しないといけない。Skyrimを再プレイするなりして慣れたい。
 ストレス解消には向いている。

魔王物語物語
 武器が無い。防具が無い。敵が2体いると死ぬ。そんな状況から始まるRPG。シンボルエンカウント。装備欄になんでもというのがあり、なんでも装備できて武器や防具も効果が変わるのが特徴。序盤は継戦能力が無いので死ぬし、冒険してアイテムを手に入れて防御を固めたり、回復アイテムを入手したりするのが重要で命懸けの冒険が楽しい。アイテムを手に入れた瞬間にまだ回復アイテムが残っているか確認し、アイテムがあるから進むのか、それとも一旦引くのか。迷いながら冒険していくのが楽しい。これは手探りで遊んでいくのが楽しいかなと思ったので、手探りで遊んで欲しい。カセットだけでマニュアルもなく、異世界に旅立ったスーファミ時代を思い出す。

ルーンファクトリーフロンティア
 ついにWii Uを買ってしまった。プレイしているのはWiiのゲームである。仕方ない。異世界で生活するのに鍛冶屋を極めるのが普通だが、このゲームは農業を極めろと言ってくる。話の流れで選んだ最初の選択肢に失敗して見知らぬ人が知り合い面してくる。とはいえ、基本的に農業か冒険をしているので嫁候補ですらあまり関わらなくて問題ない。
 1ランク上のアイテムを手に入れようとするとそれまでの2~5倍くらいの金を要求される。のんびりプレイすることを強要されておりつらい。作物でしか金が入手できないので、カブ奴隷の真の意味がわかった。
 キャラにアイテムを渡そうにも何が好きなのか会話からわからない。テキトーにあげているのだが、全然喜ばれなくてつらい。あまいものが好きというのでフルーツやチョコレートをあげたのだが喜んでもらえなかったりしてつらい。自分から好きなものをアピールしてくるミスト様(しかもプレゼントを要求してくる)やさりげなくアピールするロゼッタばかり好感度が上昇する。流石はメインヒロインとツンデレ。
 UIが更によくなっている3からのプレイヤーなので、いろいろと改善点が見えるがそれほどつらいわけではない。だが、農具はもっと良い物が欲しい。
 めちゃめちゃ楽しんでいるのだが、正直これを攻略サイトや攻略本をなしにプレイするのはキツい気がする。攻略本が欲しい。
 楽しいのだが、住民と関わる機会がもっと欲しい。雨の日に主人公の自宅に何故かいるミストはともかく、店を開いてない奴はどこで何をしているんだ。
 ルンファク3の方がオススメだけど、キャラデザが気に入ったならこっちをプレイするのもオススメできる。

ピクミン3
 カッとなって買った。今はピクミンを投げている。正直このゲームで3D酔いしているのは自分でもどうかと思うのだが、仕方ない。ピクミンはルンファクのようにてきとーにプレイせず計画的に探索を進めている。任天堂から発売しているゲームだけあって、ゲームパッドが自然に使われていて好印象。だが、正直Wiiで遊ぶピクミン1と2の方がピクミンへの指示出しや投げ方といった操作性は良かった。
 主人公が新しくなりストーリーが独立しているので初心者にも優しい。というか、任天堂のゲームってシリーズを突然プレイしても平気なことが多くてそういうとこ優しいよね。
 ぱっと見た瞬間になんとなく弱点とか対処方法がわかるので、詰まることなくプレイできて良い。 ピクミンシリーズは優しい。

清野 静 『さよなら、サイキック 1.恋と重力のロンド』 読了

 超能力(重力系)を持った主人公が超能力(発火系)を持ったヒロインと出会うことで始まるボーイ・ミーツ・ガールだったら良かった。しかし、この主人公のログくんは最初から14歳の魔女っ娘の彼女持ちという贅沢な男子。というわけで三角関係ものです。本格的に三角関係が始まるのは2巻からみたいですが。

 ヒロインの一人。魔女っ娘のロンドちゃんはかつては死ぬかもしれない病気を背負っていた主人公の恋人です。しかし、病気も最近治りはじめて今はリハビリしながら、これからいろいろと頑張ろう! というところ主人公は彼女といちゃいちゃしながら、正体不明の魔女の業みたいなのと対峙します。メインはいちゃいちゃ。

 もう一人、表紙を飾る発火能力者のヒロインの軍乃ちゃんは目的のためなら多少の羞恥心をいとわず、主人公を操り、探りを入れてきたりしながら学校内や放課後に主人公といちゃいちゃしています。主人公の性欲を巧みに操り、誘導していく姿は見事です。彼女いるのにこの子といちゃいちゃするのはどうなんだ。

 主人公は超能力をぽんぽんと使って人助けをしたり、ロンドちゃんとデートしたり、ロンドちゃんの思いつきで作ったサークルに軍乃ちゃんを勧誘するために口説いたりしています。
 うん、もしかしたら男の子でも、誰にでもこういうことを言うのかもしれないけど、軍乃ちゃんに対する言動とかそれ彼女持ちが他の女の子に言っていい台詞なのかと考えさせられますね。女の子のために身体をはれるのはすごいしラノベ主人公らしいんだけど、お前彼女持ちだろ!! と思う。良い子なんだけど、彼氏としてどうなんだ。

 邪悪な大人になってしまったので、この三角関係を性欲を封じられた女の子(詳細は読んで)VS性欲で操作できる女の子という対立を感じてちょっと前者が厳しすぎる戦いなんんじゃないかと思う。うん、まあ、性欲で動かされる主人公が全部悪いことにしよう。

 基本はボーイ・ミーツ・ガール・ガールなのでいいですね。こういうの好きです。

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

1月に読んだ本

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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

2016年に読んだ本ベスト 小説・リプレイ

 1月以内を目標に頑張っていましたが、普段まったくしてない順位付けを一年前に振り返ってやるのは無理だということと、一年前に体調最悪で記憶力が壊滅していたけど、めちゃめちゃ面白い言葉に出来ないみたいな本の感想を再読せずに書くのは無理ですね。

【リプレイ】
RPF レッドドラゴン
 まとめて読むのも楽しいけれど、これはリアルタイムで読んでわいわいするのは楽しかっただろうなという本。プレイヤーがGMと共謀したり、プレイヤーがキャラ倫理に則って好きなように暴走したりしてすごい。物語が破綻しないようにみんな注意しているとはいえ、これをまとめあげた三田誠先生は流石である。まことを信じてると言われるのもわかる。

ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち
 TRPGがやりたくなってくるリプレイの名作。とにかく楽しい。そして出目は容赦ない。絶妙なタイミングでアレが起きて、プレイヤーのファインプレーでなんとかなりそうだったのにあえてしなかったのは最高だった。ジークの中の人。もしかして、ラブコメをやろうとする意思がまったくなくて求められていることに対応して変なことになっているように見えるのだが。 
 続編が出ているようなので読みたい。

【SF】
人という怪物 (混沌の叫び)
 主人公の住む惑星ではノイズ菌によって男性の心の声が周囲に漏れてしまう。男性しかいない騒音に満ちた町プレンティスタウンで育ったトッドは、あとひと月で正式な大人になる。首長が本を燃やし子供達の教育を止めてしまったので文字も読めない。ある日、静寂を感じて女の子と出会う。
 プレンティスタウンからの逃亡やら独裁者の誕生やら、不本意ながら独裁者の部下となり圧制をする側になってしまうトッドとゲリラとして活動するヴァイオラとかスパクルとの軋轢が戦争に発展したりと見所が多すぎる。
 ヤングアダルト向け小説らしいんだけど、えぐい。子供から大人へとなっていく物語とかあったけど、先進国の普通の大人はこんなえぐい経験をしない・・・・・・。

エクソダス症候群
 安定と信頼の宮内悠介。読みやすいし面白い。

蝉の女王
 ギブソンを読んで俺って実はサイバーパンク苦手なのではと思っていたのだが、めちゃくちゃ面白かった。スターリングは全部読んでいきたい。うーん、これ復刊されないかなあ。

アヌビスの門
 タイムトラベルをして過去に戻る。知識があるから発明とかで一攫千金! をするためにはまず金や人脈が必要なので、偶然タイムトラベル中にはぐれてしまった(つーか拉致された)主人公は当然当時のお金を持っていないので何もできない! 伝手もなければ金もない人間はまず乞食から始めなければならないという厳しい話。

【ミステリ】
丸太町ルヴォワール
 いろいろと忘れていたので再読。今読むと逆転裁判だコレー! 大雑把に説明すると過去の事件に関して非公式な裁判をしているんですが、検察側も弁護側も証拠の捏造したり、 撫子ちゃんらへんが最高なので続きを読みたい。と言いつつ続きを読むのを忘れていたので、3月までには読みます。Twitterでフォローしている作家はなるべく最新刊まで追いつきたいですね。

市立高校シリーズ
 最高だった。俺は連作短編とか短編ミステリが好きなんだなあと言うことを認識しました。創元のミステリを読んでいると俺はこんなに楽しいミステリを読んでいていいのかと思います。とても幸福で引越し前なのに積読を無視して読んでました。
 オチのよさでは「さよならの次に来る」でラブコメとしては「いわゆる天使の文化祭」が最高です。

【その他】
レベル96少女、不穏な夏休み
 まじめに紹介した記憶がなかったんですが、かつて妖怪(幽霊でも神霊でもいい)ハンターとか祭事とかしていた霊能力少女が現代社会に適応していく話です。適者生存は汀こるもの作品の共通するテーマなので、死神の付き人になるならサバイバル技術を見つけて殺人事件が起きれば自力で身を守るようにならねばならんし、ミステリオタクの愉快犯集団に所属するならミステリ読みとして成長して自力で紛争を起こす。というわけでれべきゅーの主人公の出屋敷市子は普通の中学生になるためには普通を知らなければならないのだ!
 今回は普通の中学生の友達を担当していた芹ちゃんがついに【外付け常識装置】という称号を手に入れた。この外付け常識装置のすごいところは天狗OS対応している。まあ、いっちゃんを真人間にしようと頑張ってた努力が天狗に認められたということですね。天狗に認められてもな。
 同性であれ異性であれ友情とはいいものだ。というわけで芹ちゃんとの友情が良い。汀こるものにしては珍しく良い話風ではなく、良い話だったのがすごい。

スコーレNo.4
 かつて書店員達の間でTwitter発のベストセラー小説を生み出そうと言う企画があった。簡単に言うと全国の書店でこの本を推すことでベストセラーにしてしまおうという企画。そのときに買ってからずっと積んでたんですが、やはり面白い。
 少女が大人へと成長していくのを4つに分けて書いてある。これは面白いし作者の名前を覚えて読んでいきたいと思わせてくれました。これは
 作者名で今ぐぐったら本屋大賞受賞とか書いてあってびっくり。

【ライトノベル】
ラストエンブリオ

 あれだけ周囲に美少女がいながらまったくラブコメをしようとしないというか、発展する気配と言うか甘さとかそういうのを一切出さない十六夜くんはそれはそれで良かったんですが、焰くんにはラブコメを期待してもいいんでしょうか。後輩ヒロインが妙にツボに入ったのでください。新主人公ズに経験を積ませるために攻略方法を用意してから強制参加させるのうまいなあ。

千の魔剣と盾の乙女
 最近のライトノベルはハーレムを完成させる!
 魔王を倒してついでに隠しボスみたいなものを倒しました。魔王の側近を倒すほどの超強いパーティーでも、それはそれとして砂漠に挑むにはしっかり準備してガイドを雇わなければ死ぬ。そういう地味な冒険をしっかり書いてくれるので地に足がついていてとても良い作品だった。

スカイ・ワールド
 最近のライトノベルはハーレムを完成させる!(二回目)
 主人公が人間関係でめちゃめちゃdisられているのが良い。愛の告白を堂々と保留して、人間関係が壊れるのを嫌がり、安易な道を選ぼうとしたらヒロイン達の奇想によりハーレムルートを選択させられる。外野からはその状況をめちゃめちゃ楽しそうに見守られているあたりとか最高です。モブに共感するライトノベルとは。
 何度でも言うがゲームを楽しもうとする姿勢がとても良い。装備を整え、戦略を練って偵察を出してボスモンスターの属性やルーチン等の情報を集める。ゲームなんだからゲームとして攻略していくので楽しい。

剣と炎のディアスフェルド
 兄王子を人質に出すことで戦争を停戦を終結するところとなったイアンマッド王国。国内では残った弟王子が他国からの謀略に対抗するために英雄振りを人質に出た兄王子は人質の身でありながら、あふれ出るその英雄振りで名声を高めていくという骨太ファンタジー。
 優秀な剣士であり、民を思いやり、兄を思いやるがゆえに優柔不断な面を見せる弟王子のレオーム。もどかしいと感じるものの、だからこそ、その人柄に惚れて周囲がついていくのも分かる好人物。これだけ書いて戦記物としても楽しいものが出来上がったと思う。
 それに加えて兄王子ルスタットの英雄譚もあります。人質という立場でありながらも、通行人から無茶なことを言って絞れるだけ関税をとろうとする悪漢を懲らしめたりと、この人は素で英雄振りが板についてるとなかなか今には見ないタイプでこちらも面白い。

ロクでなし魔術講師と禁忌教典
 ライトノベルは楽しければそれでいい。俺の人生に何か影響を及ぼすような読書体験とかいらんし、深く考えさせられるストーリーとかもいらない。ただ、楽しければいい。
 というわけで楽しかったです。覚える必要のある細かい伏線とか特にないし、王道ストーリーでだいたい先が読めるのだが、逆にそこが安心して読める。
 疲れているときとか睡眠が足りないときとか、そういうときにただ楽しいを提供してくれるライトのベルはいい。


機甲狩竜のファンタジア
 戦車で竜と戦うのが一般的な世界観なのかと思ったら、まさかの普通の剣と魔法のファンタジー世界。そこに戦車をぶち込んで来て、なんかすげえ悪魔合体している。俺は戦車物が書きたいんだ!!という作者の強い意思を感じる。一昔前は第二次世界大戦物でデビューしたガチ戦記作家だもんな。
 王道はしっかり書けば面白いんだ!というのが持論ですが、その面白いにプラスアルファとして戦車があるのはすごいね。アホじゃねえか。げらげら下品に笑いながら読んだ。
 頑張ってベストセラーになって古文書に語られる戦車妖精ミハエル・ヴィットマンの戦闘とか外伝で出して欲しい。

【ファンタジー】
空色勾玉
 日本のファンタジー作家。和風ファンタジーの書き手として、ファンタジー小説愛好家から愛されている超有名作家ですが、実は未履修でした。絶対面白いだろうと思うと買うけど積む癖をどうにかしたい。
 大変面白かった。日本神話をモチーフにした物語で、江戸時代より前とか全然用語わからんし、ビジュアルイメージもわかないんだけど、大丈夫かなと思いましたが平気でした。流石にわからない単語は調べましたが、ぐいぐいと引き込まれて楽しいひと時を過ごせました。読んでた時は電車遅延で22時まで電車が動かないという普通なら大変つらい思いをするときだけど、この本が楽しかったからいい日だったと言えるくらい良かった。


アーサー王と円卓の騎士
 サトクリフの書くファンタジーはどれも最高です。海外の英雄譚が読みたければとりあえず、読んでおくと幸せになれます。
 アーサー王伝説といえばランスロット。このシリーズはアーサー王と~で始まりますが、アーサー王が主人公と言うわけではありません。そもそも原題にアーサー王とか一言も書いてないしな。基本的にはアーサー王伝説に出てくるキャラクターの冒険譚。もちろん、アーサー王の冒険もあるけど、どちらかと言うとだいぶランスロットに比重が寄っています。サトクリフどんだけランスロット好きなのと思わなくもないが、そもそもアーサー王伝説の円卓の騎士ってそれぞれ主人公として独立した物語とか持っていて、ランスロットは他の騎士との関わりが深いから仕方ないよね。本人も冒険しまくってるし。
 本シリーズはアーサー王伝説に出てくるアーサー王と円卓の騎士達の冒険譚を集めた連作短編と聖杯探索についての長編とカムランの戦いの長編。この三冊を読めばだいたいアーサー王伝説は履修できるので是非どうぞ。

【トンデモ枠】
Jの神話
 トンデモ展開が起きてからは、なぜおれはこんな思いをしてまでメフィスト賞を読んでいるのだろうと疑問に思いましたが、まだまだ年に二冊ぐらいはメフィスト賞を読んでいきたい。ミッション系学校で起こる自殺についての謎が~っていうSF百合ミステリホラーです。
 面白かったかと聞かれたら苦しかったと答えます。

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Galle(がれ)

Author:Galle(がれ)
↓長いので記事にしました。
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