日記

 何か鬱屈した重いが爆発して、具体的に言うと早朝勤務の翌日に早朝勤務だと思われて親に起こされて二度寝したら前日の早朝勤務の疲れから寝坊してしまった怒りを勢いで、ブログのネタとかを書いていた(仕事は暇でやることない)。
 
 一部で流行のシミルボンを始めてみようかなとかいろいろと考えてシミルボンを読んでいたのだが、シミルボンを読んでいて感じたのは、やはり、なんだかんだで俺の観測範囲は狭いという事実だった。面白い本との出会いには書店に行くのが楽だが、書店にない本とは出会えない。そして、世の中には書店にない本のほうが圧倒的に多いのである。昔は様々なブログが存在したのだが、最近はめっきり更新がなくなっていき悲しい思いをしていたが、シミルボンなどを読んで、おれの視野が狭いだけだなと感じた。
 
 読書家のフォロワーを増やすなりして、もっと本との出会う機会を大事にしないといけないなあ。
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空上タツタ 『路地裏バトルプリンセス』 読了

 異能とかもなく、路地裏で戦う。遭遇戦と事前に取り決めた相手と戦うランキング戦ありというエアマスターの深道ランキングとか参考にしてそうですねという感じ。エアマスターが分からない人は読もう。

 路地裏で戦う血闘者は姿を隠すため仮装して戦うという特性からか、女装コスプレ趣味の主人公は過去にまったくしたくない遭遇戦をひたすら挑まれてそのことごとくを返り討ちにしたという伝説を持つ被害者にして王者であった。

 自身の趣味のコスプレのため、廃墟で撮影のために活動(主に他のヒロインといちゃいちゃ)していたら勘違いしたヒロインに挑まれて反射的に倒してしまい、その後に師匠になってほしいと頼まれるという割と最近の師匠モノの王道な感じで始まります。

 本書でちょっと感心したのがこの路地裏での戦い。社会的には当然NGなんですけど、主人公の価値観でもNGなんですよね。過去も物語開始当初も主人公は基本的に合意なく襲ってくる血闘者を返り討ちにしている。そもそも主人公は武術を護身術として学んでいたので、他人に暴力をふるうのはアウトという価値観の持ち主。たまたまランキング戦を目撃して、その場の熱に浮かされたことで価値観が変わっても、社会的には受け入れられず、暴力はいけないし、戦うなら正しい場所で戦うべきという正しい価値観との摩擦が起きる。
 もちろん、バトル物なので、バトルが熱くて面白いんだけど、修行しているシーンのほうが長いので、次巻ではもっとバトルが増えることを期待しています。

読書日記0813

 最近ものすごく読書できているのだが、理由はよく眠れているから読めるなので、体調がいかに大事かとわかりますね。体調が悪いと自分はゴミだとかマイナス思考が加速していきますが、体調が良いとそういうこともなくなる。とはいえ、ある程度安定した状況じゃないと方向性が決められないところ。まあ、今できるのはゆっくりすることですね。
 
 本日は一冊というか、最近(去年)になって急に今までずっと積んでいたスティーブンのキング先生に挑戦して読んでいるのだが、ようやくキング先生用の作家回路の準備ができた気がする。
 作家回路とは何かというとその作家の本の楽しみ方を学ぶといことを感覚的に準備できたということです。一作目から大嫌いだったという作家はそうそう作家回路ができないんですが、そうでもない作家や俺はこれが好きでないわけがないのになぜか合わないという時に長期間その作家とかに接していると起きる現象です。作家とかではなくても、1巻はそれほど合わなかったのに2巻から面白くなるときとかってその作品をこう楽しむというのが1巻で回路準備がされて2巻で動き出すみたいなことあるよね。
 まあ、今読んでるザ・スタンドは作家回路を暖めるまでに時間がかかるので、うおおおお面白いぞという時にはじっくり時間をとらないといけない。ザ・スタンドを三ヶ月かけて読み終えてないのでいい加減に読みたいですね。ダーク・タワーへの挑戦の道のりは遠い。

月刊オススメの本2017年5・6月号まとめ

死神の館 (The Discworld novel (1))
 父親達からあまりの不器用さに農業は無理だと判断されたモルトは奉公に出される。しかし、誰も欲しがらずに諦めそうになったところを死神がやってきて死神の弟子として第二の人生を送るのだが、初仕事で本来死ぬべきだった王女を助けてしまう。死ぬべき運命の人間が死ななかったことでやはり問題があるらしく……。
 ディスクワールドはめちゃくちゃ面白いという話を聞いていたが、期待に応える面白さ。死神のユーモア溢れるキャラクターが良い。
 起きてることはとんでもないのに、過度に悲惨ではなく楽観的でもなく、こういうノリの本があるのは大変良い。
 ディスクワールドは例によって未訳がとても多いんですが、これ一冊で完結しています(そもそもこれは4冊目)ので安心して読んでください。買うのは難しいけど、きっと図書館とかにありますよ。

Fate/Grand Order カルデアエース
 あまりにもあっさりとバラされるエジソンライオンヘッド事件の真相とか、「なるほど、それでいつまで経っても新作がでねーのか」とか納得してしまう型月作品の製作中クリエイタースパイラルとか、一人ファンが混じってるノッブのコメントとか見所満載のインタビュー。ドラマCDで実は吸血鬼と戦っていた過去がある岩窟王とか、月姫から出張してやってくる某キャラとかには思わず「おめー会っても会わなくても悪堕ちするのかよもう存在自体がアウトじゃねーか」とかファン必見。
 腐った人にも乙女な人にも美少女好きにも、FGOファンならオススメできる一枚絵の数々とか、やべぇですよこれは。

グランクレスト戦記 システィナの解放者
 このシリーズを読んでいる感想は俺たちの水野良が帰ってきたー!です。いや、群像劇ですと言うだけあって、脇を固めるキャラクター達も魅力で、たとえ本編に直接的には関わらなくても、世界観を広げて読者の視野が広がっていくのでいいですね。
 ただの傲慢な独裁者だと思われていたシスティナ領主も、圧制なしでは立ち行かない状況に陥っている。親世代から受け継がれた業とかそういうのは好きなのでよかった。
 TRPG世界であること忘れずモンスター討伐とかもやっていて、戦記とのバランスがとれて良い。

冴えない彼女の育てかた Girls Side3
 7巻で詩羽さんが一生飼い殺される覚悟を決めたってマジだったんですね。周囲いったいを焦土にするこれはすごい……。
 メインヒロインがここまで掘り下げられた以上、もうやることが後日談みたいな物しか思い浮かばないです。全然特別じゃないところが良かったというのは、ユニークユニットより汎用ユニットが好きなぼくも大変共感できる話でした(ゲームの話じゃねえよ)。
 詩羽さん派でくっつかないと辛いと思っていましたが、恋するメトロノームのお陰で安心して読めるし、ここまで活躍してくれると本望です。

物理的に孤立している俺の高校生活
 一見表紙から俺ガイルの系譜と見せかけて、恐らくこれは著者の不戦無敵の系譜なんだろうなと思っていろいろ書いていたら思いっきり作者がTwitterで告白していました。先に言われて原稿が真っ白です。
 常時発動型の異能とか冷静に考えると迷惑でしかないし、まともに生活できないよねという酷い現実を高校生活に落とし込んで書かれた作品です。パッシブドレイン能力とか社会生活に問題あるよね。本作はぼっちものなので、高校の学生生活とかばっかですが、能力が原因で友達ができないといいつつ、似たような理由で友達ができない人と普通に友達になれたあたり、能力があるから友達ができないんだ!というのは言い訳でしかないよなとか非情なことを思いました。

はねバド!(6)
 なんか緩いタイトルのバドミントン物なんですが、もう1巻の緩さとかはどこにもなくなってきた。圧倒的な才能を持つ主人公がボスキャラ化して、それを地道に努力してきた荒垣主将がぶっ倒す物語になっているわけですが、やっぱり最強クラスの主人公を倒す展開って熱いですよね。

少年と少女と正しさを巡る物語
 なんだかんだでサクラダリセットの再読をラノベと角川文庫版で両方をしていたわけですが、浅井ケイってやっぱり黒幕側の人間だよなあ。立派な悪党になれると思う。黒幕系主人公が好きな人は、ぜひ読んで欲しいですね。

りぶねす
 試し読みを読んでこれは妹物だと騙されてはいけません。これは幼馴染物だ!! いや、妹物ではあるんだけど、これ、ラブは幼馴染でコメ(ギャグ)は妹とやってる!!
 主人公と幼馴染が二人してツンデレやってるツンデレカップルと、千葉ちゃんに初々しく恋愛をしているまこっちんの2つの恋愛が特に見所なんですけど、ラブの気配がどこにもねーぞ妹。
 この幼馴染に萌えろ大賞2017候補作(他には恋は光等があります)

アンデッドガール・マーダーファルス1
 人造人間とか吸血鬼とか狼男とかいる世界で、そういう怪物のおかした事件を解決する探偵の物語なんだけど、え、これメフィスト賞じゃねえの。青崎先生メフィスト賞作家じゃねーのって一番驚きました。まあ、でも、青崎先生は喧嘩屋稼業とか好きだったので、うなずけます。
 人造人間の話がとても面白かった。長さ的にも丁度良くて大変良かったです。

あげくの果てのカノン
 こじらせまくって堂々巡りして頭の中が言葉でいっぱいになってぐわーとなっている状況をそのまんま吹き出しに書いていてわかるーと思った。これは漫画ですが小説家でも、十文字青先生が適度にそういうことって書きますよね。
 こじらせた主人公のストーカーっぷりはなかなか良いもので、一人で悶々としているのが続くのかと思ったらさっさと不倫していて、絶対そいつろくでもない男だよ!!って思うんだけど、まともな人間ってなんだろうなとも思いました。
 
失恋ショコラティエ 1~2
 既にドラマ化してるらしいので、知ってる人も多いでしょうがどんよりできる恋愛物。相手の悪いところまで含めて愛してしまっているというのは大変好みです。人間には欠点があるんだから受け入れられなくても、欠点があることは認めないとね! 
 なんで俺は6月にこんなにどんよりする恋愛物ばかり読んでんたんだろう。

リバース
 湊かなえぐらいのベストセラー作家は駅の売店で売っている! というわけで、遠出なのに暇をつぶすものがないという失敗をフォローして頂きました。
 過去を掘り下げていくに連れて、一番の友達が一番の友達じゃなかったかもしれないという知らない一面が出てくるというのはふふふって邪悪な微笑が浮かびました。そこからの衝撃の展開はなかなかよかったです。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

読書日記0807

 土日に寝すぎてしまうのだが、新しい睡眠薬は強いのか眠れるのである。大変に体調が良い。なんか日中に自宅で本を読もうとすると寝てしまうので、外へ出かけるとかゲームするとかした方がいいのかなー。再来月からちょっとニート生活する予定だけど、体調を整えるためだから、生活サイクルを維持できるように考えないと。
 
 本日の一冊は廣嶋玲子の『魂を追う者たち』
 過去。ディンカの妹セゼナは一族のために死者の霊を受け入れる器である虚人となった。ある日、儀式の最中にセゼナの魂は精霊によって連れ去られてしまう。妹を元に戻すため、ディンカはギバやリークとともに妹の魂を追う旅に出る。
 ハードカバーで出ていますが、児童文学で活躍されている作家だけあってすらすらと読める。実際のページ数より短く感じた。とはいえ、ディンカ、ギバ、リークの三人や旅先であう他の人々についても十分語られていて、キャラが弱いと感じることもありませんでした。むしろ、読み終わる頃には愛着を感じており、シリーズ化せず、この一冊で終わってしまうのが惜しく感じます。
 一冊で完結していることも含めて、難しいことを考えずに手軽に楽しめる良作なので、文庫化して欲しい。

読書日記0804?

 7月中基本的に体調が最悪より上になってなかったんですが、最近は体調がよく寝坊をしたものの、睡眠がちゃんと摂れていて大変に気分がいい。どころか、躁状態(おれうつ病なんだけど躁ってなるんだね)になって、先週の金曜日にはいえーい!って十二国記を読んでテンション爆上がりして、終わってから金曜日には本屋に突入して、土曜日用にめっちゃ無理な計画を立てたり(通院と寝坊で破綻した)、日曜日は地元・名古屋の両図書館に行って、ジュンク堂に立ち寄り買い物をして、割と処理できる量ではない本を借りてきました。なお、ぼくが一番読みたい本はファンタジー小説で、乾石智子の『沈黙の書』をまず読んで(この文を公開しているときには読んだであろう)あとこの自分の中でのファンタジーブーム中にいい加減に読まなきゃと思う『翼の帰る処』を読んで、読みたいと思った本をガンガン読んでいきたいですね。
 ところで、ぼくの月刊オススメとか今みたいに日記に読書感想をつけるのとかってたいていの場合、他人がやってるのを見て、感銘を受けてパクってるわけなんですが、みんな早々に諦めててびっくりします。俺みたいに何食わぬ顔をして再開するとかしてほしい。
 
 本日の一冊は「五月の鷹」です。これは円卓の騎士の一人ガウェイン卿のラグネルとの結婚の逸話を著者のアン・ローレンスが自己流でめっちゃ手を入れて短編ぐらいの逸話を全力で書き直しています。
 おお、今まで読んだことないって思ったのは、ガウェインとその親族の結束が書かれるというところですね。俺が知らないだけで、結構あるかもしれませんが、ガレス、ガヘリスはともかく、アグラヴェインが親族の誇りを大事にして、兄である家族を守ろうとするあたりが珍しい。ガレスは冒険譚を持ってるし、ガヘリスは冒険譚こそないけど、従者としてガウェインのエピソードでよく出てくるし、この二人の死がランスロットとの決定的な軋轢になったんだけど、アグラヴェインは冒険譚も持っていないし、ガウェインと関わりが親族である割に薄い。アグラヴェインがわかりにくいだけで親族を大切に思っているというのはなかなか見ない。ここまで語っておいてなんですが、本書でのアグラヴェインは普通に脇役ですし、性格も良いとは言えないです。
 本書はめっちゃ原典を改造していますが、円卓の騎士に対する深い愛情。さらりとこちらを試すように出してくる円卓の騎士ネタとかいろいろと良かったです。
 ところで、ガウェインのことを何も語っていませんが、ガウェインがとてつもなく誠実で善良な騎士として融通がきかないところを除けば、非の打ち所がなくてすげえなあと思います。

7月に読んだ本

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