FC2ブログ

『シルヴァリオ・ラグナロク 体験版1&2感想』

 体験版1がまさかの被害者中心の話で笑った。ルーファス・ザンブレイブは立場によって評価が変わるタイプの男でしょうね。上からは広告塔としての役割を求められているし、実際に仕事をこなしている。上から見れば使いやすく理想的な子。基本的に理想を唱えて戦闘時には味方を?咤激励したり、かっこいい役割を求められてこなしている。ただ、実態は普通の子なので言っていることとやっていることが一致していない。カッコつけるのは本心ではない。あいつ口だけじゃんみたいに思われていてもおかしくはない。体験版1がほぼほぼ彼の鬱屈を書いたものじゃなかったら、視点がルーファスじゃなかったら、嫌われていた可能性が高いでしょうね。
 でも、体験版1はルーファスの話だし、このシリーズはルーファスくんみたいな普通メンタルを肯定してきたシリーズだからシリーズファンから結構愛されてるんですよね。成功したゼファーさん。うん、彼は理想にたどり着いたゼファーさんみたいなもんだよなー。
 選ばれた人間である自覚がルーファスを苦しませる。選ばれた人間なのは事実であり、そんなに悪くないんだけどなー。広告塔であるために完全なフォロー体制が敷かれてるので、失敗することもさせてもらえない。下手に失敗すると看板に傷がつくからね。向上心があっても長続きはしないし、そもそも上が堕落に誘ってくる。飼い殺せると判断したから選ばれた人材なのでかわいそうですね。

 体験版2はもっと笑いましたね。お前ら実は帝国軍なのかよ! トリニティにおける光の亡者がハイパーヤンホモだったが、冷静に考えると光の亡者が必ずホモになるとは限らなかったな。
 総統閣下のカリスマに焼かれている帝国軍にファブニルみたいな連中が居ないわけないだろ!と言われるとですよねーってなりますね。改めて思い返すと、一作目で人造惑星に攻撃が効いてないのに命を賭して戦い続けている連中もセリフがないだけで光の亡者ですね。闇なら逃げてるもんな。
 三作目にしてついに不死者が現れたけど、人類の可能性に苦しめられたという発言が出てくるあたりとかめちゃめちゃ笑える。星辰体感応奏者は帝国発祥の技術で聖教国も普通に負けてた歴史的事実。地味に世界が滅ぶ危機が2回も起きているので、不死者の大変さがわかるなー。不死者は何度も光と対峙してきたので、メタ張れるとか一風変わった戦闘だな……三作目にもなるとどうせ覚醒するんだろ?とか言い出すし、覚醒潰しとかメタい攻撃してくる。
 いやしかし、本作のラスボス枠? 金髪でしかも長髪だから確定だと思うけど、グレンファルトさんは精神力が強いから強いんじゃなくて、今まで頑張ってきたから強いんだよというあたり、かなりオルフィレウスさんの再演ですね。積み重ねた努力は自分を裏切らない……!! 今までが根性論の化け物なら努力至上主義の化け物なんだろうか。

 いやあ、発売が楽しみですね。
スポンサーサイト



テーマ : エロゲー
ジャンル : ゲーム

読書感想とかロードス・ウィッチャー等

 フォロワーの殺伐百合界隈やクラシックミステリオタク。フットワークが軽かったり、なんでも楽しそうなことに突っ込んでいる人たちを見ていて、何かこう自分も好きなものにもっとどん欲になろうと思った。というわけで、おれの好きなものはファンタジーであり、最近いろいろと読んでいる。初心に返るべくロードス島戦記を読む一方でなかなか進んでいなかったウィッチャーを読んでいた。


ドラマウィッチャー
 ついにラストまで見た。面白いなあ。映像化として優れている。これなら確かにゲームをプレイしたい人も増えるだろうなと納得。
 原作読んだけど、知らん情報がめちゃめちゃ多くて新鮮でしたね。これ、原作読んだから観なくていいやーなんてことはないですね。日本の翻訳には元となった短編集出てねえし。ちょいちょい改変入っているけど、原作で読めない大きな事件が語られている。ソドンの丘の戦いとか原作では既に終わっている大事件なんですよね。ニルフガードの進軍はソドンの戦いがあったから止まっている。まあ、小説でもゲームでもどうせ進軍してくるのがニルフガードですが。
 結構大きな変更はカヒル周り。そもそもシリと一緒に燃えるシントラから脱出!のイベントが削除されてる。あとなんか妙に強かったですが、お前はそんなに強かったっけ……小説だとゲラルトさん以外の強さってよくわからないので、弱くはないだろうけど、そんな強かったっけみたいな感じが。
 ドラマは時系列が混在しているけど、原作を読んでいたのでだいたいどんな順番かわかりました。ドラマからだと分かりにくかったのか時系列を整理!みたいな記事が出ていますね。
 翻訳されている原作小説はだいたいここから先のお話なので、続きが気になった人は読めばいいと思います。

ロードス島戦記 灰色の魔女&炎の魔人
 ぼくのファンタジーの源流にはもちろんロードス島戦記がある。昔は英雄騎士伝が大好きで、レンタルショップで何度も借りてみたものだった。ロードス島戦記を初めて本で読んだときはラストのウッドチャックの行動にマジかよ!って驚いた。当時はたくさんのフィクションに触れる前だったので、いかにもなキャラクターとか全然わからなかったんですよね。
 最近の水野良はグランクレストを読んでいた時にすごい勢いで話が進むなと思っていたけど、灰色の魔女を改めて読んでそのイベント数の多さがすごい。大賢者ウォートのところに行くあたりとか、ざっくりと端折られているところもあるけど、これを一冊で終わらせるのか。広げようと思えば数冊分の本になりそうな大イベントが盛り沢山。


ロードス島戦記 火竜山の魔竜
 昔はパーンとアシュラムは因縁のライバルみたいなことを思ってたんですが、よくよく再読してみると意外とアシュラムとパーンの因縁。原作だとこの二人の絡みが意外と少ない。絡み始めるまでが長い。初期のパーンのレベルがそもそもアシュラムに追いついていないというのがあるんだけど、これはもしかしてOVAとかで熟成されたライバル関係なんだろうか。まあ、原作も最終的にはライバルになるのは知ってるが、意外と供給が少ないな。
 それはそうと1-3までのエピソードで基本的にフレイム王国が戦争しているのがすごいな。それぞれ巻の間に年単位で時間が空いてるとはいえ、戦争しすぎではフレイム。実は国家レベルで傭兵稼業してるんだろうか。フレイムの地は水とかの問題で生存が厳しかったのでは。まあ、シューティングスター戦はそもそも民を食わせるだけの余裕がないので、ドラゴン倒して土地を確保しますって話だからなー。その割にはライデンに傭兵派遣していたりすると思ったが、ライデンへの傭兵派遣。もしかしたら、食糧事情で土地から人を減らして金も手に入る一石三鳥くらいの可能性がある。
 ロードス島戦記。なんかすごい戦争ばかりしているので、それはこれだけ戦争してたら新ロードスで戦後をやるのも納得である。

ウィッチャーⅣ
 砂漠を生き延びたシリが盗賊になって追手がかかるので不穏なところで終わったなーと思っていた3巻から、いきなり死にかけのシリが出てきてびっくりした。シリがどんな苦境に晒されて生き延びてきたのか、シリを巡るどんな戦いがあったのかを回想の形で語られる。
 ゲラルトさんはシリを探して前巻から引き続いて冒険中。国家や魔法使いと異なり、ただのウィッチャー。シリの情報を入手する手段がないので、まだ会えていない。ゲラルトさんはシリの夢を見ていたりするが、実際に役立つ情報を都合よく運命的に手にするみたいなイベントがあまり起きない。科学の進んでない社会で人を探すということの大変さがダイレクトに現れてますね。新キャラで旅の一行に加わった盗賊の女の子はどう考えても助けたのはシリを想起させるからでしょ。ゲラルトさんは内面が語られない割にわかりやすいところあるよなー。
 長編は残り一冊。TVドラマで本が売れて短編集でないかなあ。

摂氏50度の雨
 百合文芸コンテスト。面白い。げんげんとワオのどちらが言っていたのか覚えてないのだが、ハードSFな会話だろうと女の子が話している光景は百合である。それを実践している。もうちょい会話以外の動きを増やしたほうが百合としては美味しいのではないかと思うのだが、めちゃめちゃ面白いSF百合でした。火星SF百合。今年も百合コンテストは魔境だね。

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

【メギド72】スコルベノトくんについて解釈

 なんか唐突に閃いて解像度がめちゃめちゃ上がってきたキャラなので文字にする。
 スコルベノトくんはカカオイベで登場したメギド。面倒なので基本全部知っている前提で話す。おれは持っていないのでキャラストには触れない。
 カカオイベで語られたスコルベノトくんは自己中心的な人物である。彼の成長イベントであるといわれても今まで納得していなかったのだが、ようやく腑に落ちたので書く。
 まず、大前提としてスコルベノトくんは子供である。パナルマ明けなので社会人一年目ではあるが、その精神性は思春期前どころか小学生ぐらいの子供のそれです。
 カカオイベはそんなスコルベノトくんが褒められたい(認められたい)相手を見つけて、行動に移せるようになるイベントです。
 メギドラル時代~成長前のスコルベノトくんは主体性がなく、自己保身が強く、反省もしない子です。イベントの冒頭でカワイイの押し付けを怒られて謝っているけど、全然納得してないの。完全に子供のそれ。
 そんなスコルベノトくんはヴァイガルドに来てカワイイを共有できる相手と出会います。エーコとブエルです。エーコを守るために率先して飛び出し、ブエルにカワイイと言ってもらえる自分であるために戦う決意をします。
 ブエルに関してはもう言ってしまいましたが、エーコを守る理由もカワイイを共有できる相手を失うのを恐れてです。スコルベノトくんは戦うこと以上に同士を失うのが嫌なのです。利己的な理由ですが、それは悪いことではありません。褒められたいから自分から行動するのは当たり前に行われていることですね。
 逆に言うと今までスコルベノトくんは褒めてほしいと思える相手が居なかった。認めてほしい相手が居ないから、自分のための行動がすべて保身に走っていたのです。彼はまだ利他的な心を持っていませんが、その大事な一歩を踏み出したのです。
 そうして、成長したスコルベノトくんは同士ではないロクサーンを救ってほしいとバティンに言います。ロクサーンはカワイイという概念を共有してくれた相手ではありませんが、スコルベノトくんのカワイイを受け入れてくれた相手です。まあ、彼が他者のために行動するのは全部カワイイが関係しているんですが、スコルベノトくんが自分の価値観を共有しない相手にも行動するにはまだ早いんでしょうね……。

 まずは自分が褒められたい相手に、そして少しずつ範囲を広げていってまっとうな子に成長していくための第一歩を踏み出したスコルベノトくんでした。

日記とか

 この一年間。たくさんの本を図書館で借りて分かったことがある。図書館で本を返すのがめちゃめちゃ面倒くさいし、その期間に読まないといけないのがめちゃめちゃ面倒くさいということである。別に返すのはいいのだが、途中まで読んだ本とかどこまで読んだのかの既読率がリセットされてしまうため、とてもとても面倒。図書館で借りた本は別に買わない本ではないため、面白かった本を買うことは多々あるのだが、それが加速した。しかし、図書館で借りて読んで最終的に買った本は返さなければいけない借りた本が次から次に現れるので、そっちが優先されてしまって、読みたくて買ったのに読んでないみたいなことがある。
 総合するとおれは図書館を丸ごと買ってしまえば解決するような気がする。

ID:INVADED
 舞城王太郎が脚本ということで見ている。今期は他にも見たいアニメがあるんだけど、ウィッチャーを消化するのが忙しくて何も見てない。
 6話の出来がめちゃめちゃ良いなあと思う。どこにもたどり着かない電車で窓の反射越しに相手を見つめ続ける。それだけで満足できてしまう二人の心と距離。エモすぎる。この回で、そういえば舞城王太郎が脚本じゃんとすごい納得した。とても繊細で壊れてしまいそうな関係。実際前回で壊れてる。すげえ、面白かった。

Netflixでウィッチャー6話まで
 面白い。ウィッチャーはゲームの2と小説を4巻までしか読んでないんだけど、知らん情報が沢山出てくる。初の実写化なので当たり前の話なんですが、ドラマからでもスムーズに入っていけますね。というか、ドラマが一番古い話してるし。
 この話の流れだとシリとゲラルトが出会うところでS1が終わりそう。シリの逃避行についてはこれ絶対にオリジナルでしょと思う。他はどうなんだろうなー。ウィッチャーの原作小説は日本で翻訳されているのは全部長編でシントラが落ちてシリがゲラルトに助けられてからの話なのですべてが見たことない話だぜ! ダンディリオンやイェネファーとの出会いのエピソードとか初めて知ったわ……ヤーペン・シグリン含めて原作小説(翻訳分)に出会いのエピソードとか一行も書かれてないので全部新鮮ですね。
 このドラマは再現度が高いなあ。特にゲラルトがすごい。ゲラルトは確かにこう言いそうという感じの脚本だし、俳優の演技もめちゃめちゃ良い。ゲラルトだ……。
 シリに関してはとても新鮮。平民と遊んでるシーンとかは確かにシリだなあと思うけど、逃避行で無力な少女として扱われてるのはすごい新鮮ですね。原作小説のシリはウィッチャーとして訓練中かその後なので下手な騎士より普通に強いんですよ。
 イェネファーは過去とかあらゆるものが新鮮すぎてわからん。小説でもそれほど描写される人物じゃないしなー。ゲラルトはシリの養父でイェネファーは養母みたいなもんだから、家族が揃うのが楽しみですね。

十三機兵防衛圏クリアしたこととか

 2020年の始まりをこのゲームと過ごしました。ぼくにとっての令和の始まりを告げるゲームがFE風花雪月で、十三機は20年代の始まりを告げるゲームでしたね。
 ADVパートとゲームパートが追走編と崩壊編と別れているのがとても良い。逆に言えばシナリオとわかれてない頃のチュートリアルは意味深な話の合間に戦闘が入るのでもどかしかったんだけど、チュートリアルが終わってからは劇的に面白くなってきました。

 RTSというかSRPG系って自分で考えて遊ぶのが基本なので言われたとおりにしないといけないチュートリアルでは面白くないんですよね。自由にRTSできるようになってからはどうすればSクリア取れるのかとかミッションをクリアできるのかとか考えるのがめちゃめちゃ楽しかったです。RTSとしてはノーマルでも難易度はかなり低いんだけど、適度に無双できて楽しかったです。Dungeon Warfareとかもそうなんですけど、大量の雑魚を一気につぶしていくのってたまらない爽快感がありますね。
 
 追想編もめちゃめちゃ面白かった。巨大な謎のパズルのピースを埋めていくように語られる。複雑な時系列と設定で語られる大きな物語。主人公は十三人! 正直、どの話も面白いんだけど、めちゃめちゃ語りづらい! 人間関係がすごい勢いで変化していくので推しカプを語るだけでもネタバレになる! この話、ネタバレされない方が絶対に面白いストーリーなんですよ! あるキャラのストーリーがある程度進んだ後で解放される主人公のストーリーとか何を語ってもクリティカルなネタバレになったりするので、何も言えないみたいなもどかしさがある。オフ会してみんなでネタバレせずに語り合いたい。
 あるキャラのストーリーが他のキャラのストーリーが終わった後の話だったり……どういう時系列なのか把握するのも大変!(うれしい)なんですよね。プレイし終わったけど、理解しきってないので究明編で学ばないと……クリアしたのに時間が減っていく! 複雑な物語の為、究明編という理解するための助けがあるので安心です。もっとも、シナリオがあまりにも面白すぎてほとんど使わずにクリアしたんですが。クリアしてから読んでます。

 総じて、めちゃめちゃ面白いゲームでした。

1月に読んだ本

続きを読む

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

プロフィール

Galle(がれ)

Author:Galle(がれ)
↓長いので記事にしました。
当サイトの基本情報
本好きへの100の質問
リンク集

本棚
カテゴリー
検索
批評サイト
お薦めサイト
物書きな方々
ラノベ感想
応援しています!
カウンター
応援バナー