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なろうの解説が欲しかった。

 ラノベで解説なんて必要ない!!!ってみんなが言っているんですが、おれはなろう小説の解説が欲しい……と思っていたところになんか解説が流れてきました。やったー!

 前島賢氏による解説ともうひとつ。なろう系文体および異世界転生の定着経緯

 そうそう、こういうのが欲しかったんだよ!! なろう小説の特にレベルとかスキルとかあるゲーム的世界観の小説の楽しみ方がわからないって悩んでいました。なるほど、よりプレイ日記に近い小説。確かに蜘蛛ですがを読んだ際に、日記のようだと感じたことはある……。

 小説家になろう書籍化作品が基本的に小説家になろうで勝ち抜くために特化した文体であるのは、森田季節さんなどを読むと特に感じていたことですね。ラノベ作家の森田季節先生はTwitterでなろうをやる上で書籍化作家に聞き込みをしたなどの研究をしたことを昔言ってたし、実際商業初本となろう文体だと全然違う。

 ひとつひとつの意見は聞いたことがあるんですが、それらをまとめて上げて、ちゃんと説明したものがあるのは大変助かりますね。昔、なろうで書き手がなろうの源流は二次創作SSでどうこうというのを読んだときは、書き手の都合を押し付ける感じが強くて、そんなものは読み手が知るかボケ!とちょっと反感を持ったんですが。第三者で冷静な視点を持った人が書いてくれると助かるものです。

 ところで、めちゃめちゃ納得したところなんですが。

 

その意味、異世界転生系というのは、とにかく書きやすいフォーマットであった。ゲーム日記文体の書きやすさに加えて、「ドラクエみたいな感じの冒険者ギルドのあるファンタジー世界」というのは、一種のフォーマット、二次創作として、敷居を下げる働きがあり、「あれなら俺でも書ける!」と思う人が続出し、実際に書いた。

 これは読む側にも言える。自分は一時期、数十の連載をブックマークして読んでいたが、こうなってくると、あまりオリジナリティのある作品は、記憶するのが辛くなる。いつものテンプレ異世界転生に、1要素オリジナル、くらいのほうが読みやすいのだ。



 読みながら閃いたんですけど、これは学園ラブコメにも似たようなことを言えるなーと納得した。
 オリジナリティが強い作品は覚えることが多くなっていくので読み返すんだけど、学園ラブコメ作品ではあまり覚えることが多くないので、新刊が出たから読み返さなくては……ってならないんですよね。

 学園ラブコメも誰もが知っているテンプレなので、当たり前のことは、はしょられる。この日本の小説でなんで学校に行ってるのかの説明はほぼ要らない。テンプレによる省略がある。
 学園ラブコメでオリジナリティがない作品というのは見たことない。学園ラブコメに一ひねり入れて異能能力を持った生徒が集まる学園(物理的に孤立している俺の高校生活)とか。昔だと一ひねりが主人公はぼっち(やはり俺の青春ラブコメは間違っている)とかですかね。いくらでも例は出せるんだけど、出せるということはそれだけ数が多い。

 テンプレでどれも同じに見えるんだけど、それ実はロケーションが似通っているだけで、読んでみれば意外と別物だったりするんですかねー。たぶん、ジャンル共通の面白さとその作品オリジナルの面白さがあるんでしょうねー。
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