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菊地秀行 『魔界都市ガイド鬼録 牙迷宮』 読了

 菊地秀行といえば、エロスとバイオレンス!と聞いている割に、今まで読んだ作品に全てエロスが抜けていた。菊地秀行のエロスがわからなかったんですが、ついに菊地秀行のエロスデビューです!
 魔界都市は新宿を昔読んだけど、コミカライズ(古い方)以外はまったく覚えてない! でも、全然大丈夫でした。まあ、読む前に魔界都市には魔界医師というとんでもない医者がいることくらいは知っておいた方がいいと思いますが。この本には見かけた人が居るという風にしか登場しないんですが、登場人物の会話にはめちゃめちゃ出てきますね。

 さて、このシリーズの主人公は外道棒八。魔界都市のガイドをしている男。正直、本書では魔界都市ツアーで魔界都市の紹介でもするのかなあと思ったんですが、そんなことはありません。魔界都市の公式ツアーのガイドでは魔界都市の危険性が語られた後に、公式ツアーでは行かないような地下へ。行方不明になった女性三人を探しに潜る!

 ガイドのお仕事と言えば案内。新宿の行きと帰りを案内すること。どこにでも行けるし、どこからでも帰ってくる。それだけの知識と能力があります。ガイドとして案内するには土地に関する理解がなければなりません。新宿の土地や組織の特性を理解した男が戦うのです。必然的に土地の習性を利用したり、罠となるような地形を見破ったりする方向性ですね。

 エロスとバイオレンス! とにかく戦う! いろんな組織のモブは沢山出てきは死ぬ! 新聞で銃弾をはたきおとす新興宗教の教祖! 政府の非公式エージェントとしてやってくるサイボーグ! 新宿では息の休まる時はないというくらい戦います。
 戦闘していない間はさらわれた女性たちがエロい目にあっています。なんか尻が執拗に書かれていましたが、これは作者の趣味なのか本書は尻推しというだけなのかどっちなんでしょうね。女性たちは自衛能力がないので、さらわれたり売られたりエロいめにあったり、様々な目にあいます。それが最終的に……したのは驚きました。

 とにかく銃弾と火薬の量がすごいし、敵も主人公も常人の倫理観で生きていないので、これが魔界都市なんだ……上下2段組のノベルス200ページしかないのに満足感が高かったです。お腹いっぱいになるまで戦ってくれます。
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