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杉原智則 『叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士3』 読了

 2年間新刊がなかったので、打ち切られたと思っていたけど、念願の新刊! ありがてえ。ありがてえ。

 2巻でランドール王国は王族が生きていることを国内外に示し、また完全に王家から離れて独自勢力として、神の降臨を諦めずにいた神官達と決着をつけて吸収! という国家復興の兆しが見えてきたところで終わっていました。3巻からは復興してくればかつての有力者達がわらわらやってきてごたごたし始める!という感じでごたついてきましたね。

 無双していれば問題なかった時代は終わりを告げ、正体不明の黒狼の騎士が何者だよってついに問題になりました。仮面の騎士にはそういうごたごたがつきものたよね! 今回は政治的なやり取りがあるので、王女様が活躍します! 黒狼の騎士の正体を巡る騒動を一刀のもと切り捨てる(比喩です)展開は最高でしたね。いろんな意味で頼れるものを持たない王女様だが、それでもめちゃめちゃ逞しいんですよね。弱さを抱きながらも、何にも依存せず一人で立ち上がれる王女様は強くかっこいいです。

 主人公の黒狼の騎士ことギュネイくんは、相変わらずだったな。大局的に見よう! 今までのやり方じゃダメだ!とか思ったのに、エリシスの暗殺計画を聞いたら、ランドールを後にして、助けに向かおうとするとか、その場その場の勢いで行動してますね。人間は一昼夜で変化できない。しかし、このエリシス暗殺計画に助けなければと今のランドールを置いていくの?ってギュネイの悩み。昔の女と今の女のどっちをとる?って選択で爆笑してしまった。

 3巻にかけてランドールが掘り下げられてるわけだけど、かつてのランドール王国。女性の社会進出を応援してたり、出身国や部族・種族での差別をしないとか、時代を先取りした政策が行われていることがどんどん明らかになっていくのが気になりますね。差別が横行してる他国と差別の解消に動いたランドール。これ、どういう意味があるんだろ。

 いや、今回も面白かった。続きを待ってます。
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