汀こるもの 『少女残酷論』 読了

 「我々完全犯罪研究部は、この末法の世を正すべく結成されたエリート集団である。強きをくじき弱きもくじき、この世を真っ平の焼け野原にする。富を再分配せよ! 高度な知性と最先端の技術、フットワークの軽さ、ひたすらな体力、そして若さゆえの過ちが我々の財産だ! 我々は黒歴史を恐れない実学のと徒である!」



 完全犯罪研究部第三弾! 今回は表紙通り東條軍曹が大活躍。装備を整え地形適正を得た東條雪丸の真価が発揮される! 東條くんちょっと洒落にならないと思います。お前一回豚箱入っとけ。

 そういや、三冊目にして初めてまともな感想を書く気がする。完全犯罪研究部は上の引用を読んでいただければわかるように、愉快犯の集団である。良心とか愛情とかそういうもんも持ってるけど、良心の優先度は基本的に低い。
 まあ、このシリーズは彼らの無軌道を楽しむものだけど……三巻はかなりえげつないっすね。ネットの『善意』と『悪意』の恐ろしさをしっかり書いてる。リアリティがあるのではなくリアルに存在するからこそ痛い。それと、イジメに対する社会的、心理的な抹殺方法が恐ろしい。別にSFみたいな技術もなくても、スーパーハカーとかいなくても、大抵のことはできるんだよなあ。

 とりあえず、面白いのでみんな一巻から買えばいいと思うよ!
スポンサーサイト

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Galle(がれ)

Author:Galle(がれ)
↓長いので記事にしました。
当サイトの基本情報
本好きへの100の質問
リンク集

本棚
カテゴリー
検索
批評サイト
お薦めサイト
物書きな方々
ラノベ感想
応援しています!
カウンター
応援バナー