杉原智則 『聖剣の姫と神盟騎士団 II』 読了

 いやあ、面白かった。小悪党であるダークが、次に相手をするのは<竜殺し>のラッセル。あとがきによると、ゲームで言うならラスボス戦前の勇者レベルらしい。まあ、大抵のつわものには勝てない小悪党のダークでは、どう頑張っても勝てない相手。そんな相手とどう戦うのかというのが今回のキモだったんですが。

 今回はすごく真っ当な軍師モノらしい戦略と戦術でなんとかしましたね。でも、主人公が小悪党のダークということで、すごくハラハラしました。心臓に埋め込まれた剣によって裏切れば死という状況でなければ、絶対に逃げ出すだろうと読者に信頼されているダークなので、本当に裏切るんじゃないかとひやひやしながら読むことが出来ました。

 前述のとおりどうにかしなければ死ぬので、小悪党であるものの自分のぶをわきまえているダークは、事前に入念な準備をして、必死に説得して、戦場でも大立ち回りをして卑怯卑劣の末にようやく何とかする。いやあ、読んでいて気持ちいい悪党っぷりでした。まあ、ゴーレムを動かすなど少しずつ、本当に少しずつだけどダークも成長しているし、そこもよかったです。

 今回フィーネがものすごく空気だったので、次巻は活躍してほしいな。
スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:Galle(がれ)
↓長いので記事にしました。
当サイトの基本情報
本好きへの100の質問
リンク集

本棚
カテゴリー
検索
批評サイト
お薦めサイト
物書きな方々
ラノベ感想
応援しています!
カウンター
応援バナー