ミステリってなんだろう。

 ミステリー小説が何なのかわからない。

 主に私のミステリ遍歴がおかしいというか、どうもミステリファンから見て一般的なミステリを読んできてないらしいからか、ミステリというものがよくわからない。読者を騙すために作者がトリックを使う。事件(主に殺人)が起きて探偵が謎を解くという王道なミステリは分かりやすく納得できる。特に読者への挑戦がある本格ミステリではわかりやすい。読者が推理するために必要な情報がすべて揃っているからだ。
 しかし、世の中には変なミステリも多くある。殺人事件の謎に対する解答が「被害者達は何百年もある宗教団体の一員で誰も見ていないタイミングで全員が自殺した」とか、「トンネル効果で透過して兜の中に入り込んだ」とかちょっと常人には理解し難い答えもある。この国の警察はそんな妄想としか思えない推理に納得して犯人を逮捕するのか? と凄まじい違和感がある。他にも死体が目の前にあるのに視点人物の目には見えていなかったとか、この土地には独自の病気があり幻覚を見ることになってしまうとか被害者がループしていて未来の情報を知っているとか、切り裂かれたような傷が出来たのは次元の狭間がウンタラカンタラとか、超展開なオチのお話は結構あるようだ。
 正直、同じミステリという土俵で語っていいのかなあと思うんだけど、「ミステリじゃなくね?」と一言つぶやけばどこからともなく「まずはミステリの定義を話すところから始めようか」とミステリおじさん達がやってきたり、集団でめっちゃdisられたり、○○を読んでから語れと山のような古典ミステリを持ってきたりする。ミステリ読みは恐ろしい。
 そもそも何が語りたくてこんな日記を書き始めたのかだいぶ分からなくなってきたが、変なミステリばかり読んできたからか何がまっとうなミステリなのか、ミステリとして素晴らしいというのはどういうことなのか、ミステリとそれ以外の境目などがまったく分からない。ジャンルなんて気にしなければいいという意見もありそうだけど、ミステリって魅力的な謎とその解法を楽しむものだと思うので、やはりジャンル特有の面白さを味わいたい。
 
 まあ、つまるところミステリってどんなものから入っていけばいいんですかね。感想ブログとかはネタバレが怖くて読めないし、島荘全巻とかそんな大雑把に言われると初島荘が評価の高い異邦の騎士みたいなことになりそうだし、あと全巻読めだとほんと何から読めばいいか迷って読めない。どんな風に読んでいけばいいのか、悩んでる。このミス上位でも読んでいけばいいのかなあ。
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ラノベっぽくて初心者でもミステリっぽさを味わえるのは『霧舎学園』シリーズとか『期間限定スイーツ』シリーズとかですかね。

近年の新本格なら『すべてがFになる』辺りが初心者にもおすすめです。

Re: タイトルなし

霧舎学園ですね。なんかすごいときメモっぽい設定におののいてます。
米澤先生はボトルネックが好きです。

「すべてがFになる」も読みました。二巻も読まないと……。
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↓長いので記事にしました。
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