月間! オススメの本2014年8月号!!

青春ブタ野朗はプチデビル後輩の夢を見ない
 年下の可愛い女の子と偽装カップルを演じることになり、その過程で主人公はヒロインに友情をヒロインは主人公に恋愛を抱く。そのすれ違いの苦さ が年をとった自分には眩しい。ちゃんと本命がいて自分の気持ちにまっすぐな主人公というのは良いですね。今回出番が少なかった本命さんも、取られ ないように適度なご褒美をあげにきたり、邪魔をしないように配慮していたりとすごく良い子でよい。

灰と幻想のグリムガル
 命をかける戦いをしている以上、誰かを失うのは一度だけとは限らない。大切なモノを失った彼らはまた少し成長をする。これ以上、失わないために 苦しみの中でもがきながら、前へ進み続ける彼らは尊い。今年に入ってから二桁

ニンジャスレイヤー1 ネオサイタマ炎上
 テンポの良さが素晴らしい。マルノウチスゴイタカイビルに代表される独特な日本語表現もすべて文章のリズムを考えて作られたんだろうなあ。 140字という制約を感じさせないスゴイ文章だ。読んでるだけで言語野が汚染されていく。著者が本当に外国人であるなら是非とも日本語に訳される 前の文章も読んでみたいと思える文章だった。
 お話としては工場での事故によって腕を失い、補償で義手を手に入れたものの、戦闘用でしかも欠陥があり力の調整がうまく行かず事故を起こして職 を失い借金を背負う羽目になったシザキが金目当てに企業襲撃に参加し、新しい拳法「テクノ・カラテ」の使い手としてクローンヤクザ達を次々と討ち 果たしていく『レイジ・アゲンスト・トーフ』が良かった。

オオカミ族の少年
 舞台となるのは今から六千年前の北ヨーロッパ。血族であるオオカミ族から離れて父と二人で暮らしていた少年トラクは巨大な熊に襲われて父親を 失ってしまう。その後トラクは鉄砲水で家族を失った狼の子であるウルフと出会って家族となり、自分がオオカミと話せることを知ったり、カワウソ族 に捕まったりとしつつ、最終的に悪霊に憑かれた熊を倒すための旅に出ます。
 農耕文化もない世界で、狩猟民族の風習や掟、当時の呪い(まじない)というものを見事な筆致で書かれている。すべての物事に当たり前のように神 を感じとっていた時代、ミシェル・ペイヴァーの書く世界は肉を持って生きている。地図どころか獣道を除けば道なんてない時代の冒険はあらゆる危険 に満ちており、何が起こるのかわからず読者を興奮させてくれる。
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↓長いので記事にしました。
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