ガッチャ

 ガッチャマンクラウズを再視聴した。相変わらず元気をくれるアニメ。

『世界をアップデートするのはヒーローじゃない。僕らだ。』

 ガッチャマンクラウズは非常に思い入れのあるアニメで、まずSNSを用いた社会の表現がSFとしてすごく面白い。SFが読みたくなった。
 困っている人とそれを助けられる人を繋げる。善人でありたい/他者から認められたい/必要とされたいと思う人は多い。「GALAXはあなたを必要としている人がいます」と言ってくれる。忙しいときはともかく、暇なときなら手を貸してもいいと思う人は多い。人助けをしたことでポイントが貰えたり、地域ランキングがあったりと、人助けを促進するために考えられている。作中で名もない一般市民が人助けを成功した際に流れる「世界がアップデートしました」という言葉も素晴らしい。

 舞台となる世界の年数も良かった。放映は2013年で作中の時間は2年先の2015年。少しだけ今より先に進んだ未来。新しいものが流行するのも頷けるような、最適な設定だった。

 キャラクターも良かったんだよなあ。
 主人公の一ノ瀬はじめちゃん。リアルタイムで見た時はぶっちゃけかなり怖かった。はじめちゃんはすごい人物で、脚本家がノベライズのあとがきでも書いてたけど、物語の最初から答えを持っている人間。いろいろなものが見えているけど、論理ではなく感覚先行型なので欠点として自分の考えや思いつきをうまく言葉にできない。お陰で周りは何考えてるかわからない。視聴者もはじめちゃんが何を考えているのかわからない。彼女の行動が周りに与えた影響やらで彼女がすごいのはわかる。正しいのもわかる。でも、内面が読めないので本当に正義の味方なのか確信できなくて怖い。あーそうか、まったく関係ないけど今書いていてFateのアーチャーを殺した人達はこういう気持ちだったのかと納得した。
 ベルク・カッツェも良かった。ネット社会が生んだ最高のヴィラン。2ちゃん用語を多用する言動。なりすまし。アカウント乗っ取り。煽り。炎上。匿名性。宮野真守の素晴らしい演技。
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