FC2ブログ

今年読んだベストラノベと少女小説を語りたい。

 年末なので毎年量が多すぎて個別語りで挫折している年別ベストを書こうと思う。ラノベと少女小説で。まあ、いつもどおり語るのは読んだ本で出た本ではないです。

『継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない』
 この本について熱く語るとテンションが上りすぎて体が燃え上がり体調が悪化する本。帯の「まだお互いに、好き同士」。と書いてあるだけあって、相手のことを嫌おうと思いつつきょうだいになってしまった以上は上手くやろうとしていて、中途半端な距離感で中途半端なことしてるから焼けぼっくいに火がついたり、傍から見ていていちゃいちゃしているようにしか見えねえ!! 甘いラブコメです。ツンデレカップル元カノカップルできょうだいもので、これはくっついたらくっついたで親との対峙が避けられないので、完全に俺のツボを突かれました。作者は平行世界で小説家になった僕か何かか?と思うくらい俺のツボが点かれていた。いやもう、最高なんですよ! 付き合ってた時にセックスに挑んでヘタレてたり、そういう話をしてたら火がついてキスしかける流れになったり、口では拒絶しつつ受け入れようとするとか、お前らさっさとやり直せよ!!! おれはそろそろウェブ小説版も読まないといけない気がする。作者の他の作品も読もうと思います。

『涼宮ハルヒの憂鬱』
 い、いまさら?って俺も思う。でも、面白かったですね。メタフィクションを理解できるようになって、キョンの内面の行間が読めるようになってからのハルヒは十数年前に読んだときとは別の味わいがありました。今度角川文庫から出るようですね。一般文芸でも売れると判断されたというのはまあ、良いことなんではないでしょうか。いやあ、ハルヒがいつキョンにデレるようになったのかとかきっかけはとか、長門が意外とこの時点からキョンにデレてたりとか発見の連続だった。再読というのは良いものですね。

『ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける』
 なろうラノベの中でもかなり面白い。著者は横塚司の正体は瀬尾つかさということで、やはりプロとなると文庫一冊にどのくらい文章が入るのかという計算がしてあって一冊でのちゃんと盛り上がるところを用意してとプロの匠の技を感じますね。あと単純に面白い。主人公達のパワーインフレがすごいんですけど、敵のパワーインフレも同時にすごい。今読んでるところでは、少なくとも、パーティメンバーに死人は出ないんですが、腕の一本は普通にぶった切られたりするので、勝てるのかどきどきしますね。主人公だけでなく転移者全員がレベルアップとスキルというチート能力を持っているのもいい。

『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』
『ラストエンブリオ』

 いやあ、再読は楽しいですね。めっちゃ捗ります。結構、SF設定が難しい感じになってきたのでそろそろ副読本でませんかね。ファンブック的な。圧倒的な主人公が勝てない相手との戦いというのは心躍りますね。ラストエンブリオでまたしてもパワーアップイベントが起きたので、また圧倒的なパワーで勝つんだろうけど、ラストエンブリオでは戦闘能力のないキャラもいるので、結構ピンチが多いですね。どうなるんだろう。

『ラグナロク:Re』
 ハルヒがアニメ化する前、かつて角川スニーカー文庫を代表する作品の一つであったラグナロクのリブート版。過去作とはまったく別物というわけではないですが、8割くらい違うので、今からの読者でも安心。思い入れがありすぎるためにかつての作品と全然違うところに驚いたり、これを可能性のひとつと考えるとヴァルハラと共闘関係になったりするの。ヴァルハラとの出会いが最悪すぎただけなのかなと思う。ジェイスの登場はまだですか。というか、前にはあったジェイスとか別キャラ視点の話はやるんだろうか。

『ショートストーリーズ 僕とキミの15センチ』
 すごい良かった……。ライトノベルでこんなに充実したアンソロジーを読んだの初めてだ。どれも良い作品だし、僕とキミの15センチというタイトルから連想する展開はちゃんとあるし、最高だった。各話感想を書くには時間が経ちすぎてるんですが、一番良かったのは幼馴染の女の子とキスする話です。いやあ、女の子側の誘導が上手い。男の子完敗じゃないですか。あと三角関係の話は厄介な女の子がめちゃめちゃ厄介で良かった。

『優雅な歌声が最高の復讐である』
 本山らのちゃんが参加していた?いたよな?ラノベ読みのビブリオバトルで知ったんですが、青春ライトノベルです。怪我を負ってしまって燻っている男の子と歌姫だったけど、活動停止中の女の子。二人がいちゃいちゃしてるし、いちゃいちゃしてるし、良かったです。欲を言えばキスシーンが欲しかったですね!

『お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか』
 過去に何度か語りましたが、ディスコミュニケーションがすごい。会話が成立してるのに内容は通じ合ってなく勘違いしている。特に一巻はまともに会話が成立する組み合わせがほぼないという脅威のすれ違いっぷり。会話の9割はすれ違っていて、まともに会話が成立するのを探すのが早いほう。全部読めとは言わないが、一巻を読んで欲しい。究極のすれ違い、ラブコメがここにある!

『三角の距離は限りないゼロ』
 今年のベストは継母の連れ子が~なんですが、今年の2番目の青春ラブコメはこれだ! キスシーンもある! 電子書籍に配慮した挿絵! いや、良いですね。繊細な10代の心情描写がいいですし、良い作品だった。就職したら再読して2巻も読むんだ……。失恋探偵ももせ以来でしたが、他の作品も読みたくなるなあ。

『叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士2』
 1巻では主人公が問題を先送りにしたり、なまじ解決できてしまうだけの武力があってしまったので、ただ強いだけの性根の優しい少年(元勇者一行の戦士)が圧倒的な武力で解決して根本どうするのって感じでしたが。憎悪を捨てられなかった男が自分を見つめ直して正気を取り戻したりと相変わらず男キャラ書くの好きだな作者。今回はなかなか大掛かりだったトリックがあったので、おおうと驚て膝を打ちました。

『賭博師は祈らない』
 厭世的な賭博師ラザルスが間違って大勝してしまって、殺されないために高い商品を買ったら喉を焼かれた褐色美少女だった。奴隷として喉を焼かれて希望を持てないヒロインにラザルスが衣食住を与えて仕事を与えてとやっているうちに、情が移っていくとかけばよくある話なんですが、すごい高レベルでまとまっている。電撃の受賞者はいつも高レベルな本を出してきますね。大変おもしろかったし、祈らないというタイトルとオチがちゃんと繋がっていてよかったですね。

『本好きの下剋上』
 なろうで読みましたが、めっちゃ面白かった。前世の知識で頑張る話なんですが、まず、本が高くて買えないなら自分で本を作ろう!と作るところから始めようとするのが良い。試行錯誤していくものづくりの話は好みです。面白いに決まってるんだよなあ。知識を実践・応用する能力って間違いなく才能なのですごい。

『少年陰陽師』
 再読。面白かった。少年漫画のノリで楽しい。めちゃめちゃ長いですが、計画性を持って読んでいきたいところです。死ぬまでに最後まで読みたい本ですね。

『おこぼれ姫と円卓の騎士』
 昔体調が悪かった時に読んだときにはそこまでハマらなかったんですが、体調が良くなってから読んだら面白いですね。体調は大事だ。転生者であり、自分が王になる未来を知っていて第一位継承権まで手に入れている主人公が信頼の置ける騎士を得るために努力したり、王位継承権を争うライバルになった兄達と上手くやりたいけど、立場が邪魔して上手くできなかったりと奔走する。男前主人公が男前です。今読んでるところは、自分の足元を固める段階なので、暗殺されたかけたりするレベルなんですが、絶対内戦起きるでしょこれ。楽しい。

『首の姫と首なし騎士』
 引きこもりを助けてくれるヒーローって構図が苦手でヒーローを美少女にしても苦手なので嫌いなシチュなんですが、人間関係が苦手でとかコミュ障ではなく、嫁の貰い手がなくて好きなことを好きなようにやっていて、親との関係が微妙だからというなかなか引きこもりというか、引きこもってはいるけど、精神は引きこもり系ではなかった。
 物語は主人公とヒロインのラブコメかと思ったら王位継承の話で、ドロドロとしていた。まだ一巻しか読んでないので、続きが楽しみです。

『彩雲国物語』
 今年のベスト少女小説を挙げるなら、間違いなくコレである。というか、コレと十二国記を読んでいたので、10年前に履修するところを今履修している。いや、彩雲国物語の良いところを今風に言うなら各キャラクター間に流れる巨大な感情のやり取りが見所ですよ。少女小説だから男と女の巨大な感情のやり取りがあるのもいいんですが、男と男の巨大な感情のやり取りも見所です。愛が重い連中だけど、献身がすごい。
 物語後半に入ってくるとギャグパートへのシリアスが反逆してきて、ボッコボコにしていくのがすごい。理でギャグパートが重い負債になっていき追い詰められていくのがいい。
スポンサーサイト



テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Galle(がれ)

Author:Galle(がれ)
↓長いので記事にしました。
当サイトの基本情報
本好きへの100の質問
リンク集

本棚
カテゴリー
検索
批評サイト
お薦めサイト
物書きな方々
ラノベ感想
応援しています!
カウンター
応援バナー