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ジョージ・オーウェル 『動物農場』 読了

 ジョージ・オーウェルといえば、10年くらい前に一九八四年を読んで、なかなか難しい本を書く人だなあという思っていたのだが、動物農場は全然難しい本ではなかったですね!
 
 本書は動物達が農場主のジョーンズさんを打倒して、そこから自分たち動物だけの農場を経営していき、知能の低い他の動物達にかわり、知識階級である豚(本書では豚の知能は人間並みに高い)が絶対的権力を持つようになり、武力による政権奪取が行われて、ジョーンズさん時代よりも酷い時代が訪れるが、知能の低い動物達は記憶していくことができず豚に騙されて、あわれ豚の家畜となってしまうという話である。
 
 わかりきっていたことですが、めちゃめちゃ風刺小説ですね。今読むと日本の現状に当てはめてしまってつらい思いをしますね。
 
 本書の豚。特に独裁者となったナポレオンは動物達を自分の都合のいいようにコントロールするため、配下の豚に命じて法である七戒をこっそり改変して法を自分の都合のいいように改変し、自分に従わない豚は粛清したりと、好き勝手やっています。他の動物達は文字が読めなかったり、読めても文書が適切に管理されていないため正しい記録がない。曖昧な記憶よりも口のうまい豚の騙りを信じてしまう。このあたり、公文書の適切な管理の大切さを語られているようで、公文書が適切に管理、保管されていない日本国民としてはつらい思いをしますね! できれば、4年くらい前に読んで完全に他人事でいたかったな!
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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