月刊オススメの本2017年4月号まとめ

HUNTER×HUNTER 1-33
 久しぶりにじっくり読んだけど、めちゃくちゃ面白い。いや、しかし、パワーインフレを起こしているにも関わらず、ついていけていない連中の使い方がとても上手い。殺すには力で上回る必要があるけど、戦闘力全然でも旅団との戦いでレオリオの活動とかいいよね。ルールの穴を使うぜ!という連中を製作者の意図通りに正々堂々楽しんでクリアするグリードアイランドもめっちゃ楽しい。キメラアント編のインフレについていけないまま、それぞれ目的を果たすために共闘していくのも良い。
 土日が消えてしまった。

ローマ人の物語― ローマは一日にして成らず
 FGOのため読書。偏りとか自己主張とか強いけど、大雑把にローマ入門書としては優れているということで、再読。著者の熱いローマ愛で語られる本書はだんだん洗脳されてきそうになる。ローマ!

微熱空間
 蒼樹うめ先生の漫画は初体験。あー美味しいですね。弟ができると聞いてうれしかったのに、同い年ということで気まずかったりする。感情表現がストレートで不満だったとかぶつけてくるし、隣同士なので声が聞こえたりするということで、姉萌えをしろと言わんばかりである。
 姉萌えの概念は獲得できなかったですが、それはそれとして美味しい。

夜毎の指先/真昼の果て
 それぞれ同性愛+異性愛モノと実姉弟モノ。どっちもそれぞれ一冊……いや、二冊分になるぐらい続いて欲しいと思うくらい良かった。
 夜毎の指先は実姉との恋愛物。倫理的にアウトで苦しみつつも、ずるずると続いてしまってなかなか良かったのだが、いっそのこと倫理観など踏み倒して欲しかったところ。
 真昼の果ては幼馴染の男と女のどちらからも告白されて、男から告白されてどうすればいいのかパニくってしまい悩む三角関係物である。仙石寛子作品は周囲の常識やら自分の中の常識という概念に縛られてしまいそこがネックで悩んだり踏み出せないなどが多く、面白い。常識というのは自分の中にもあるので常識に縛られない自身の本当の感情というものに、僕達は気付くことが難しいと感じさせてくれる。

花はニセモノ
 同性愛者で付き合っている相手がTSで女性になってしまうという驚きの内容。当たり前だけど、当人たちは驚きすぎて混乱する。自身が同性愛者であるという自覚があるからこそ、性別が変化してしまった恋人に対して自分の気持ちに自信が持てなくなったりして、どうしよう。と悩んでいく姿が良い。

Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 5
 プロトアーサー実装おめでとう!! ついでに愛歌ちゃんもビースト枠かアルターエゴ枠で実装されませんかね。欲しい。
 ついに聖杯戦争終結。過去編ではめちゃめちゃ評価と信頼されているアグラヴェインとか、アーサー王伝説の架空のローマ皇帝ルキウス・ティベリウスとかも早くFGOに登場しないかなー。
 断片的に語られるアーサーの過去とか、聖杯戦争の英雄を通じて想いが繋がっていったりとか魅力が満点です。

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている: 再生・日本製紙石巻工場
 単行本が出た当時は募金はできても、震災と真面目に向き合う心の準備ができていなかったので文庫になって今ようやく向き合えた。これから学んでいきたい。

英国マザーグース物語―裏切りの貴公子
 しょ、衝撃のラスト。すごく良いところで終わった。次回最終巻じゃないのって思う強烈な引きだ。流石に幸福にはなると思うけど、セシルには幸福になってほしい。続きを読まねば。


All Out!! 1-9
 もはや最近のスポコン界では気合と根性と培った努力。正しく努力しなければどうにもならねえ。かの有名な漫画アイシールド21ではどんだけ頑張っても今まで運動してこなかった人間には最後までスタミナのあるは身体が作れないと描きましたが、本作は厳しすぎる身体が拒絶反応を起こしてダウンしてしまう。気持ちはあっても身体がついていかない。全国で優勝するためにはついてこれない人間は切り捨てる必要がある。想いを背負って戦っていく。大変良いスポーツ物だ。
 
響 ~小説家になる方法~
 主人公が何しでかすかわかんねえから何が起こるのか気になってくる。本作での小説家になる方法とは圧倒的な才能であり、才能であった。身も蓋もねえな。
 現実において小説(に限らないが)の応募で募集要項を守らない人間というのはものすごく沢山いるのだが、住所を書いてなくて探してもらえるのは天才ぐらいなので気をつけたいですね。

風の海迷宮の岸
 前回は王の視点だったが、今回は麒麟の視点。十二国記における麒麟がどういう生き物なのか、王がどのようにして選ばれるのかとかそういうことが語られました。いや、素晴らしい。前回は騙されながらも生き延び続けようとあがく冒険だったので、現実は非常とばかりの行ってみたくない異世界だったんだけど、今回は異界感がたっぷりで行ってみたいと思わせてくれる。帰る手段がほぼないのが問題だが。
 一気読みしたいけど自制心をもって少しずつ読んでる。

竹刀短し恋せよ乙女
 武装少女よりもやっぱりこっちのが良いなあと思いました。やっぱり経済的な忍者が空中を歩きながら戦うこっちのインパクトはすごい。刃を天井に突き刺して天井を歩くとかそんなことできるわけないんだけど、なんか説明を聞いているとだんだん世の中にはできる人間がいるんじゃないかという気がしてくるので大変良い。
 現代でまきびしを使ったら戦闘後にかなり大事になる。しかし、足捌きが脅威なので封じたいという時に屋内でビー玉で

烏丸ルヴォワール
 これ、本当に円居先生が書いているのかと疑問に思うぐらいエモいんですけど、丸太町は最高のロマンス小説で良かったけど、こちらはこちらで大変良い。必殺技を使うのではなく、次々に出される小技の類で相手を翻弄していくのとか良い!

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

読書日記0628

 読書意欲を増幅させるためにブログでオススメを書こうと思うのだが、いきなり長文を書こうとしても無理なので少しずつメモ書き程度にでも書いていきたい。
 まあ、このブログを多少読んでいる人間ならわかると思うが、継続は力なりという言葉を実践できないのが俺である。つらい。
 
 日記みたいなものを書いてみようかなと思った。仕事については書けないが、私事だけでも、「今日は読書できなかった犬をなでた」とか、「今日は漫画を沢山買った。なのに何故だろう。今読みたい本はない。最近夏だからか犬が元気がない」など、犬のことばかり書く事になるのは必然である。もうちょっと彩りのある豊かな生活を送りたい。
 
 上に書いたのはすべて寝言で今日の本題は下です。近いうちに記事にする予定だが、忘れないうちにメモ。
 
 「物理的に孤立している俺の高校生活」を読了した。表紙とタイトルからアニメ化もされた「やはり俺の青春(後略)」の二匹目のドジョウを狙っているのだろうと思ったのだが、ぼっちであるだけで全然別物だった。というか、これ方向性が同作者の不戦無敵だわ……。
 「やはり略」は主人公が別に友達いらないという方面に拗らせているのだが、これは主人公が友達ができないけど欲しいとか友人とはどうあるべきなのかとかそういうのを拗らせている。理想というか、友人という概念が美化されすぎである。
 本書でどうして主人公に友達ができないのかというと常時発動型のドレイン能力を持っているから。1m以上離れていないと体力が吸い取られるという状況で、そんな面倒くさい奴とわざわざ友達になってくれる人間がいるか? いねー。
 というわけで能力のせいでぼっちになった主人公やヒロインが友達を増やす本。
 
 個人的にはネタが優れているなという印象。主人公の「いじめられているわけじゃないけど、能力のせいで周囲から物理的に孤立している」という状況だけで既に面白い。友達ができない理由としても優れているのだが、友達ができない言い訳としても優れている。他人に迷惑かけてしまうんだから、仕方ない。なかなか良い。
 
 すごくどうでもいいが、パンツブレイカーというラノベを思い出したが、ぼっち物じゃないあっちと比較して読むと楽しいかもしれない。覚えてないけど。

読んだ本の冊数に体調不良を感じる5月に読んだ本まとめ

 びっくりするほど読書してなくて、体調不良を感じる。

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月刊オススメの本2017年3月号まとめ

月の影 影の海 〈上〉・〈下〉―十二国記 (新潮文庫)
 異世界召還物だが、異世界転生物といえなくもない。十二国記をついに読みました。正確にはこの巻だけ十年ぐらい前にこの話だけ読んでたんだけど忘れていた。というわけで、完全に新作を読むスタンスで読めた。
 予想外に過酷なお話ですね。
 普通の高校生だった陽子は異世界の妖魔に襲われ、謎の男に助けられる。そうして、半ば無理矢理、異世界に連れてかれるんですが、謎の男が案内してくれるかと思ったら異世界であっさりはぐれやがって一人放浪する羽目になる。出会った人には売り飛ばされそうになったりとか、騙されたりしまくって陽子はどんどん人間不信になっていく。
 10数年新作を待ちわびている人間がいたくらい人気の作品だけあって、何一つ隙がなく面白い。もう勢いで全部買って読んでしまいたくなるのだが、十二国記は完結していないので、一ヶ月に一冊ぐらいの勢いで読んでいきたい。
 ラノベクラスタには、異世界を冒険したくなくなる異世界召還物として推して行きたい。なろう小説が流行っている今こそ異世界でチートするのとか嫌って層に売り込んでいきたい。続きはあと5年出ないかもしれないけど、切りの良いところまで読むという手があります。

夜にとろける
 志摩時緒先生のラブコメオムニバスだ! いやぁ、俺のラブコメの!をほとんど抑えられていて、最高です。美味しかった。ぐわー楽園なので刊行ペースが遅いのが辛い。いっそ雑誌追いかけようかと思うほど。すごい好きです!!

この音とまれ!
 ごめん、メガネくんはwikipedia読むまでもう一人のヒロインだと思ってました。序盤のヒロイン力の高さが半端なくてそのイメージを引きずっていた。最近の音楽系青春漫画はあたりも多く楽しい。さとわちゃんの絶対これラブコメする顔だろってデザインだけど、ジャンプの少年漫画らしく全然進展しねえ! 楽しいからええんやけど。

ファイアパンチ
 お、面白いんだけど何を書いてもネタバレになるので説明できん……あらゆる意味で展開が読者の予想を裏切ってきて、もはや読者は予想することすら許されないのかもしれない。えーこれどうなんの。

もののがたり
 お、オニグンソウ先生が男性受けしそうな萌え絵を描いている!? と驚きました。大変、内容も楽しく読めました。いや、1巻無料で読んだときは続きを買うかちょっと迷うって感じでしたが、5巻まで一気に買ってよかった。アクションは相変わらず良いし、コミカルなキャラクターは表情が変わるし、登場人物がそこそこ多いんですが、覚えやすい。
 物語が一つの山場を迎えているので、これから盛り上がるぞ! というところで終わっており続きが気になる。良い掘り出し物だった。

ショートケーキケーキ
 右ストレートな少女漫画な恋愛物。主人公が強い。堂々と「お前、私のこと好きなのか?」とか聞けちゃうあたり、パワーがある。
 頻繁にネコ目になったりとかして、主人公の絵柄がコミカル。恋愛で悩むのは攻略対象の役割なのだろうか。周囲の人間が近距離パワー型というか、変化球を投げられない人間なので、くるくる翻弄されているのも読んでいて楽しい。

ハリウッド・ノクターン
 安心と信頼の三門先生の推薦。エルロイの小説はブラックダリアを読んで「面白いんだけど、複雑で把握するのが難しく、大変」という印象だったのだが、これは短編集なので大変読みやすい。それでも流し読みはできず、しっかり読む必要はあったんだけど、覚えるべき伏線の量とか少ないのでなんとかなった。エルロイは長編が本領だと思うけど、まずは短編で慣れていきたいですね。じっくり読めるかなあ。

冴えない彼女の育てかた 12
 倫理くん、倫理くん、お前は人として最悪だこれー! 誰だよこんな人間をサークル代表にした奴は!? こいつ、サークルクラッシャーだろ!! サークル代表だから止められる人間がいねえ!? あとこれ、どっかで見たことあると思ったらこれcodaじゃん! やってること春希くんじゃん!
 前巻であんな甘いラブコメをしていた癖によくこんな酷いことができるなお前!
 ……と、これだけ罵倒しておいて感想が面白かったになるんだから丸戸史明の手のひらの上で転がされている気がする。

ロクでなし魔術講師と禁忌教典8
 え、羊先生。真面目にリィエルをヒロインとして扱う気があったんですか。いや、3巻と4巻でヒロインに昇格したけど半分ぐらいアルベルトの活躍に取られてましたよね。え、どんどん空気化が進んでるルミアを差し置いてリィエルをヒロインとして扱うの?
 いや、今回はのんびりとした日常回でしたね。人間としての経験値の低いリィエルには日常こそが必要だったのかもしれない。なんかいつも通りに戦闘もありましたが、概ねリィエル成長回。
 体調が悪いときでもだらだら読めて、俺はこういうライトノベルが読みたいんだと改めて実感します。ベタでいいんですよベタで。

薬屋のひとりごと
 暇つぶしに読むのが楽しい。いや、正直寝る前にストレッチしながら読んでたのだが、話が短くてこれほど適した本はなかった。暇なときとか時間が空いたときに少しだけ読むという読み方に適しているので、とてもいい。

喧嘩商売 最強十六闘士セレクション
 喧嘩商売はこれから入れ!と円居先生が言っていました。実際、半額セールでもないのにこれだけの冊数の漫画が500円以下で買えて読めるのはすごい。このページ数はセールでもこの安さでこの量は読めないぞ普通。
 素手で最強の武術は何かという大会を有名な格闘家であるどっかのおっさんが開くわけですが、そこにエントリーされる格闘家達がどういう来歴で思いで参加するのか語られるのが、最強十六闘士セレクションだ! 大会は喧嘩稼業からなので、そのまま喧嘩稼業に行けばスムーズに読めます。てか、そうやって入りました。
 素手で最強の格闘技を決める大会なのに、このセレクションでは出場者として剣豪が出てきたり、裏社会の人間が武器あり殺し合いしたりするので、はっきり言って意味がわからないぜ!

Landreaall 29巻 限定版
 物語としては事後処理とかが多いので、今回の騒動はまとめ読みして読みたいところですね。
 それはともかく、特典がアニメですよアニメ。ドラマCDを全スルーしてきたけど、アニメは見過ごせない。キャラの動かし方とかニンジャがどんな動きをしているとか、見れて良い。楽しい。

星空のカラス 4
 今回の見所はペア碁。この流れで闇堕ち方面で成長するような葉月くんはもう更正の余地ないのでは? 他者を追い込んだりするのではなく、自分を追い込むほうに成長していくヤンデレなので、害はないんだけど、ぼくはそのわが道を進む愛を応援します!

家庭用事件
 ついに、ついに読んでしまった。この市立高校シリーズはものすごく好きでなんか辛いときのために一冊くらいはストックしておきたかった。今回も面白かったです。俺はミステリで困ったときにこれから何を読めばいいんだ……。
 というわけで激烈に面白い。コミカルで読みやすくスルスル読めて楽しく、ビターな苦味も程よく美味しい。

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